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2002 Fiscal Year Annual Research Report

ヒト臍帯血造血幹細胞より肝細胞への分化誘導法の開発

Research Project

Project/Area Number 14570469
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

汐田 剛史  鳥取大学, 医学部, 助教授 (70263457)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 原田 省  鳥取大学, 医学部, 講師 (40218649)
但馬 史人  鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (60335528)
Keywords臍帯血 / 肝細胞 / CD34 / CD38 / c-kit / 分化
Research Abstract

鳥取大学医学部女性診療科にて分娩予定の妊婦より予めインフォームドコンセントを得て、分娩時に臍帯血をいただいた。臍帯血を比重遠心法より単核球を分離した。さらにセルソータ(コールター社 EPUCS elite)を用いて分画した。分画化は、CD34C、D38、c-kitの三つのマーカーを用いて分画した。こっらの細胞はNOD/SCIDマウスへ経脾経門脈性に投与し、1-3ヶ月後の肝臓内へ生着した肝細胞への分化を検射した。解析方法は、AluDNAのPCR法、アルブミンmRNAのRT-PCR法、ヒト肝細胞特異抗体やヒトアルブミン特異抗体による免疫組織化学染色、マウスおよびヒトX染色体を用いたFISH法にて検討さいた。その結果、CD34陽性細胞はCD34陰性細胞に比較誌、明らかに肝細胞への分化が多く認められた。CD34陽性細胞を、さらにCD38陽性細胞とCD38陰性細胞に分画すると、CD38陽性細胞でより多く認められた。以上より、CD43陽性、CD38陽性細胞には、より多くの肝幹細胞が含有されているものと推測された。
現在、さらにCD34、CD38、c-kitの3種類の抗体を用いて、分画化し、どの分画に肝幹細胞がもっとも多く含まれるのか検討を加えている。さらに、NOD/SCIDより優れた免疫抑制マウスの作成を行っており、これらのマウスを用いた新たな肝幹細胞のreconstitution assayを計画している。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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