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2002 Fiscal Year Annual Research Report

肺癌細胞の分子生物学的特性に基づいた治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 14570545
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

菓子井 達彦  富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (00313619)

Keywords非小細胞肺癌 / EGFR / ZD-1839 / FDG-PET
Research Abstract

平成14年度は主に,1)非小細胞肺癌細胞株における,分子標的治療薬ZD-1839と抗癌剤の併用効果とその作用機序.2)非小細胞肺癌患者における分子標的治療薬gefitinib (ZD-1839)の効果とサロゲート・マーカーとしてのFDP-PETスキャンの有用性.について研究を行なった.1)については,非小細胞肺癌細胞株8株においてEGF-receptorの発現とZD-1839のin vitroにおける抗腫瘍効果を検討し,さらに従来の抗癌剤(carboplatin, cisplatin, paclitaxel, docetaxel, gemcitabine, navelbine)との併用効果とその機序などについても検討を行なった.これらの成果の一部は,「第43回日本肺癌学会総会(平成14年11月,福岡市)」において発表した.現在,ZD-1839と従来の抗癌剤の併用タイミングによる抗腫瘍効果の変化について検討中であり,これらの成果は,「第6回アジア臨床腫瘍学会(平成15年6月,韓国,ソウル市)」において発表予定である.2)については,再発非小細胞肺癌患者12人において,gefitinib (ZD-1839)の投与を行ない,従来のCTスキャンなどとFDG-PETスキャンとの効果判定を比較した.その結果,CTスキャンなどに比較しFDG-PETスキャンでは,より早期に効果発現を捕らえることができる可能性が示唆される結果を得た.この成果は,「第10回世界肺癌会議(平成15年,8月,カナダ,バンクーバー市)」において発表予定である.

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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