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2002 Fiscal Year Annual Research Report

Wnt蛋白質による心筋細胞ギャップ結合の再構築化に関する検討-不全心への遺伝子導入による機能回復を目指して-

Research Project

Project/Area Number 14570659
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

豊福 利彦  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (60322179)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中土 義章  大阪大学, 医学部附属病院, 医員(臨床研究)
Keywordsconnexin43 / 心筋細胞 / beta-catenin / TCF
Research Abstract

ConnexinのWntシグナル系を介する発現調節機構の解明
1.マウスゲノミックライブラリーよりconnexin43c DNAをプローブとしてスクリーニングする。5'-発現調節領域を含むクローンの塩基配列を決定し、ルシフェラーゼ遺伝子を組み込んだ発現ベクターに5'上流配列の種々の部位をサブクローニングしたコンストラクトを作成した。
2.これらコンストラクトを単離心筋細胞にリポフェクチン法により遺伝子導入し、ルシフェリン発光によりその活性を測定することによりエンハンサー領域、プロモーター領域を同定した。
3.Wntを培養液中に加え、転写活性の変化を調べたところ、上流2kb以内に3箇所の活性調節部位が同定できた。
4.Wntシグナル系ではbeta-cateninが転写因子であるTCFと結合し転写調節に関わる。このTCF結合モチーフの存在は、Wntによる活性調節部位と一致していた。活性型beta-catenin, TCFを心筋細胞に導入して、シグナル系の活性を確認したところ、Wntはシグナル伝達分子としてbeta-catenin, TCFを使用してconnexin43の発現調節に関与することが判明した。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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