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2002 Fiscal Year Annual Research Report

アポトーシスの核医学的画像化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14570840
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

村田 雄二  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (10239535)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三浦 雅彦  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (10272600)
渋谷 均  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10014292)
KeywordsannexinV / apoptosis / radionuclide imaging / Parkinson's disease
Research Abstract

annexinVはアポトーシス早期の細胞表面に結合することが知られており、最近RI標識annexinVを用いたアポトーシスのイメージングが試みられている。パーキンソン病では、黒質繊密層の神経細胞にアポトーシスが生じているとの報告があるが、これまでのところRI標識annexinVを用いたパーキンソン病脳内病変の画像化に関する報告はない。今回我々は、パーキンソン病モデルマウスを用いて、RI標識annexinVによる黒質繊密層のアポトーシス発現の画像化を試みた。
行った実験はマウスを用いた動物実験である。マウスはC57BL/6、8週の雄(体重21-25g)を用いた。パーキンソン病の誘導は、確立された誘導薬剤MPTPを用い、RI標識annexinVとしてはI-125-annexinVを用いた。まずマウスにMPTP50mg/Kgを腹腔内投与し、2時間後あるいは12時間後に1-125-annexinVを尾静脈より投与、2時間後に安楽死させ頭部を凍結し、黒質を含む切片のオートラジオグラフィを作製した。得られたオートラジオグラフィ画像の結果、対照群(MPTP非投与群)に対しMPTP投与群で黒質級密層に集積増強が認められた。この結果は、パーキンソン病患者において黒質繊密層に生じているアポトーシスの画像化が可能であることを示唆するものである。今後はさらに種々のプロトコールでの実験を行い、学会・論文発表の準備をすすめる予定である。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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