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2002 Fiscal Year Annual Research Report

CT対応心臓動態ファントムの制作及びCTによる心機能定量解析の精度に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14570865
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

望月 輝一  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教授 (80145094)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 菅原 敬文  愛媛大学, 医学部, 助手 (60179124)
津田 孝治  愛媛大学, 医学部, 助手 (50207388)
村瀬 研也  大阪大学, 医学部, 教授 (50157773)
KeywordsCT / 心臓 / ボリューム / ファントム
Research Abstract

平成14年度
(1)先ず、核医学(心電図同期心筋シンチ)用に開発された心臓の動態ファントムHD型(京都科学社製)を基に、そのストロークを延長して心基部よりの傘属部分がスキャン範囲に含まれないCT対応の心臓の動態ファントムの作成を行った。
(2)ファントムは付け替えにより5種類の左心室相当部分を交換できる工夫を追加した。それによって、容量・形の異なる左室部分を持つこととなり、より詳細な容量計測精度の検証が可能となった。
(3)作成されたファントムの動きを確認した。
(4)静止した状態でのファントム容量(5種類の既知の容量)の測定を行い、CT自体の容量評価の再現性を確認した。
(5)十分遅い心拍数(10心泊/分)から始め、より高い臨床例の範囲の心拍数(60/心泊/分)において、動態ファントムの再現性の検証を行った。遅い心拍数のデータは、相対的に時間分解能の高いCTの模擬データとして有用である。
(6)心臓動態ファントムを用いたデータ収集は、愛媛大学医学部付属病院に現存する16検出器もマルチスライスCT装置(LightSpeed Ultra16、GE社製)を用いて行った。現在preliminary dataに対してデータ解析を行い、放射線学会総会(H15.4月)の発表準備を行っている。
現時点ではプレリミナリーな結果として、一部のデータの収集・解析を行ったが、近々5種類の全部の左室を用いて、心迫数を様々に変化させ(即ち、様々な時間分解能)で容量計測の精度を検証する。また、数種類のCTシステムにて計測を行い、時間分解能と容量計測の精度の関係をも検討を行う。

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Published: 2004-04-06   Modified: 2016-04-21  

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