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2003 Fiscal Year Annual Research Report

MRIによる脳血流定量法の開発-定量値に影響する不確定因子とその補正法の検討

Research Project

Project/Area Number 14571309
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

椎野 顯彦  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (50215935)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 犬伏 俊郎  滋賀医科大学, 分子神経生物学研究センター, 教授 (20213142)
Keywords脳循環代謝 / 脳血流 / 定量 / MRI
Research Abstract

DSCによるMR perfusionは、DWI-PWI mismatchにおいてのみ有用性が報告されている。虚血急性期の定量で可能なのはXeCTのみであるが、その麻酔作用や放射線被爆の問題がある。DSCはDWIに引き続き可能な検査で、さらに定量性があれば今後の治療方針の指針に有用であると思われる。しかしながら、定量の過程での問題があり、確立された方法はない。今回我々は、first-passの検出法の差による定量値の改善策について検討した。
CBFの定量理論式には以下の数式を用いた。
【numerical formula】
VとUを二つのorthogonal matrix、Sをdiagonal matrixとすると、A^<-1>=U・S^<-1>・V^Tとなる。Ostergaardらの手法では、noise filter p=20%を用いているが、我々は、最適な値をピクセルごとに算出する目的で、p=1-average(s)/max(s)とした。PET CBFとの相関は、p=0.2を用いたよりもp=(1-q)のほうが高かった。
この研究で、DSCにおけるfirst-passとsecond-passの分離は、計算結果に影響することが示された。特に、CBFの低い白質ではこの傾向が強いことから、虚血域においても同じ現象が考えられる。今回我々の示した手法は、PETとの比較においてより強い相関が得られたことから、DSC定量化の改善につながると思われる。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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