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2002 Fiscal Year Annual Research Report

脂肪由来間葉系幹細胞(仮称)による3次元大型脂肪組織の再生構築

Research Project

Project/Area Number 14571723
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

水野 博司  日本医科大学, 医学部, 講師 (80343606)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 百束 比古  日本医科大学, 医学部, 教授 (00165135)
村上 正洋  日本医科大学, 医学部, 助手 (00239500)
伊吾田 慎一  日本医科大学, 医学部, 助手 (30339361)
Keywords組織工学 / 脂肪組織 / 間葉系幹細胞
Research Abstract

日本医科大学付属病院倫理委員会における承認に基づき、本年度に手術時余剰脂肪組織の提供に同意を得ることの出来た患者数はわずかに3名のみであった(男性1名、女性2名)。この3名の脂肪組織よりPLA細胞精製プロトコールに従いPLA細胞を分離後、コントロール培地(DMEN,10%FBS,1%ABAM)で培養を開始したが途中で2例に真菌によるコンタミネーションを来したため、実際に細胞が増殖しかつ動物に移植できたものはわずかに1例のみであった。従って以下の記載はその1例のみのものである。
まず細胞移埴に先立ち、第2継代PLA細胞を脂肪細胞分化誘導培地(DMEM,10%FBS,0.5mM isobutyl-methylxanthine,1uM daxamethasone,10uM insulin,200uM indomethacin,1%ABAM)内で3日間、および7日間コンディショニングした。次にそれらの細胞をトリプシン/EDTAを用いて培養ディッシュより剥がし細胞浮遊液を作成した後、5x5x3mm大の不織布ポリグリコール酸に1個あたり5x103個のPLA細胞を混入しヌードマウス背中皮下に移植した。対照群として無細胞の不織布ポリグリコール酸を用いた。以後継時的に組織を採取したところ、一部の検体において肉眼的に小粒の脂肪組織様構造物の形成が認められていた。しかしながらコンディショニングの期間、至適細胞数などの決定には至っておらず、また組織学的評価もまだなため、今後は次年度に予定している実験計画に先立ち実施の予定をしている。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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