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2002 Fiscal Year Annual Research Report

上皮成長因子EGFがヒト口腔癌細胞の遺伝子不安定性と悪性形質獲得に与える影響

Research Project

Project/Area Number 14571907
Research InstitutionHealth Sciences University of Hokkaido

Principal Investigator

永易 裕樹  北海道医療大学, 歯学部, 助教授 (90265075)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 有末 眞  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (20091407)
柴田 敏之  岐阜大学, 医学部, 教授 (50226172)
KeywordsEGF / 浸潤能 / 運動能 / 悪性化進展 / 遺伝子不安定性 / 活性酸素
Research Abstract

1:in vitroにおいてSAS、Ca9-22にEGFを作用させ、EGF濃度変化が浸潤能に与える影響を検討した。
a)HUVECを用いたin vitro invasion assayにおいてSAS、Ca9-22ともにEGF処理によりその浸潤能が有意に促進された
b)EGF濃度を1,5,10,20,50,100ng/mlで処理を行ったところ20ng/mlまで濃度依存性に浸潤能が促進された。
2:EGF処理期間がヒト口腔癌細胞の浸潤能に与える影響を検討した。
EGF処理時間は24時間、48時間、1週間、1か月間とし、また、EGF処理濃度は20ng/mlとして、おのおのの処理期間についての浸潤能に与える影響を検討したとともに、細胞運動能に与える影響についても検討を行った。SASにおいてin vitro invasion assayでは、EGF処理時間が24時間、,48時間、1週間では可逆的な浸潤能の変化を示すのに対し、1か月間のEGF処理では非可逆的変化が生じ、恒常的に高い浸潤能を示すようになっていた。同様にphagokinetic track assayにて細胞運動能の評価を行ったところHUVECに対する浸潤能に相関し、EGF処理時間が24時間、48時間、1週間では可逆的な運動能の亢進を示すのに対し、1か月間のEGF処理ではやはり非可逆的変化が生じ、恒常的に高い運動能を示すようになっていた。
3:細胞内活性酸素量の測定
EGF処理したSASを活性酸素感受性の蛍光色素プローブであるDCFH-DAにて処理し、吸光度計にて細胞内活性酸素量の測定を現在進めている。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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