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2003 Fiscal Year Annual Research Report

3次元顎運動解析装置のマウスへの応用と遺伝子改変マウスを利用した顎機能の究明

Research Project

Project/Area Number 14571956
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

古賀 義之  長崎大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (50175329)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飯島 静子  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (00202812)
中尾 紀子  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (20333578)
吉田 教明  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (40230750)
山田 好秋  新潟大学, 歯学部, 教授 (80115089)
Keywordsfreely moving mouse / hole element / 顎運動 / EMG / 咀嚼
Research Abstract

マウス3次元顎運動解析装置のマウスへの移植と筋電図を加えた基本データの収集
計測システムのマウスへの移植と,咀嚼時基本データの収集.特に正常なマウスを用いて,食物物性の違いや,咬合状態を変化させたときのデータを収集した.
マウスの顎運動は,食物の性状によってその動きが大きく変化する.顎運動のみで顎機能を判断するのは難しいため,今回さらに,マウスの咬筋と顎二腹筋の筋電図も同時計測するシステムの構築を行った.
顎機能の獲得に関する検討
マウスの正常顎機能と顎機能の獲得の検討を行うために,固形飼料で飼育したグループと,液状飼料で飼育したグループに分けて検討を行った.液状飼料には,固形飼料(ペレット)を粉砕し水に溶かしたものを利用することとしたが,このようにして得られた飼料は時間とともに徐々に沈殿して固形化してしまうため,液状飼料撹幹装置を新たに開発した.この装置により,液状飼料を安定して給餌することが可能となった.
固形飼料マウスに比べて,液状飼料マウスは顎の運動領域が有意に小さく,また筋活動では,咬筋に特徴的な2峰性の収縮活動が見られた.
BDNF遺伝子欠損マウスでのデータの収集
BDNF遺伝子欠損マウスでは,食物の性状によって咀嚼パターンが大きく変化した.特に,ペレット咀嚼時には,側方運動量が減少し,前方運動量および開口量が増大した.

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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