2003 Fiscal Year Annual Research Report
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14571959
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| Research Institution | Kyushu Dental College |
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Principal Investigator |
木尾 哲朗 九州歯科大学, 歯学部, 助手 (10205437)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野代 悦生 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (00128802)
後藤 哲哉 九州歯科大学, 歯学部, 助教授 (70253458)
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| Keywords | 矯正的歯の移動 / 間歇力 / 持続力 / ラット / 病理組織学 / 破骨細胞 |
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| Research Abstract |
15年度は本実験計画の二年目であり、初年度行った8時間群の実験結果を踏まえて、16時間群の分析を主体として実験を行った。43匹のラット86歯を16時間群・対照群・持続力群の3群に分け、移動方法は昨年行った8時間群の実験方法と同様の手法で行った。実験期間は13日とし、1・3・5・7・13日目の装置着脱時に頭頂方向からレントゲン規格写真の撮影を行った。得られたレントゲンフィルムをスキャナーでコンピューターに取り込み、画像ソフトを用いて切歯-臼歯方向に対しての歯の移動距離を計測した。3群の計測後、分散分析を行い、Tukey-Krammer法にて有意差の検定を行った。同時に、8時間群の経時的変化についても比較を行った。
また、歯の移動量を対照群・持続力群と比較分析した結果をまとめるとともに、組織学的検索の方法を試行錯誤し、方略の確立を図った。
歯の移動に関して得られた結果:1 7・13日目の8時間群の移動層では有意に持続力群より移動距離が小さかった。
2 13日目において8時間群は持続力群より有意に移動距離が小さかったが、16時間群と持続力群の間には有意差はなかった。
3 持続力群の移動距離と比較して、16時間・8時間群の移動距離は92.8%、73.7%であった。初期偏位に伴う変化を除いた歯槽骨の変化を伴うと考えられる移動距離はそれぞれ87.9%、65.9%であった.
4 後戻り層では8・16時間群ともに持続力群より移動距離は有意に低く、13日目の8時間群は16時間群より有意に移動距離が小さかった。
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