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2002 Fiscal Year Annual Research Report

産婦のモニタリングにおける助産婦と産科医の日本型協同作業モデルの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14572278
Research InstitutionJichi Medical University

Principal Investigator

成田 伸  自治医科大学, 看護学部, 教授 (20237605)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 斎藤 いずみ  北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (10195977)
坂梨 薫  広島県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教授 (60290045)
水流 聡子  広島大学, 医学部, 助教授 (80177328)
富田 真理子  自治医科大学, 看護学部, 助手 (90331313)
木下 珠希  自治医科大学, 看護学部, 助手 (40303367)
Keywords産婦のモニタリング / 助産サービス / 助産師(婦) / 産科医 / 共同作業
Research Abstract

本年度は、1.産婦のモニタリングにおける「助産師と産科医の協同作業」の実態調査、2.産婦のモニタリング項目分類の検討、を行った。《実態調査》産婦人科を標榜する300床以上の病院890施設を対象に、設置主体、病院・産科病棟のタイプなどの施設特性、産科外来・産科病棟における助産師・産科医の協同作業の状況、産科統計などを調査した。平成14年11月25日〜12月25日に実施し、347施設(39.0%)からの回答、有効回答数332施設(37.3%)であった。2001年の年間分娩数平均436.0(±236.6)件、産科病棟医師数平均3.7(同2.5)人、助産師数13.9(6.6)人、産科医1人あたりの月平均分娩数10.5(6.4)件、助産師1人あたりの月平均分娩数3.3(1.9)件、内診の実施は、産科医1.6%、助産師35.9%、産科医と助産師62.2%、極力行わない2.8%、産婦が1人の場合の持続的観察54.6%、間歇的観察45.3%という結果であった。詳細な分析を今後継続して行う予定である。《モニタリング項目分類の検討》産婦のモニタリングケアの標準化をはかるために、分娩時チャート分析のためのモニタリング項目分類の作成とその妥当性の検討を行った。対象は、研究協力者が所属する助産師が比較的自立的にケアに当たっている1施設の分娩時チャートであった。チャート使用に関する倫理的配慮は、分娩時チャートの分類作業を研究協力者が当該施設内で行い、施設外にチャートの個別性が認識できる情報が出ないようにすることで施設の同意を得た。当該施設において典型的な分娩時チャート1ケースを研究者・研究協力者が質的に分析し、モニタリング項目の分類案を作成した。42項目のモニタリング項目が抽出され、それが4つのモニタリングの目的に分類されるとする案が作成されており、その妥当性を検証する作業中である。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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