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2003 Fiscal Year Annual Research Report

日本の生命科学研究の展開と外国機関による研究助成に関する歴史的研究

Research Project

Project/Area Number 14580006
Research InstitutionRissho University

Principal Investigator

溝口 元  立正大学, 社会福祉学部, 教授 (80174051)

Keywords研究財団 / 研究助成 / 日本科学史 / 生命科学史 / カーネギー財団 / ロックフェラー財団 / 野口英世 / 臨海実験所
Research Abstract

本年度の研究実施計画に基づき、以下の諸点を中心に研究を予定通り遂行した。
1.カーネギー財団、ロックフェラー財団関連資料の収集
平成14年度における文献調査を主体とした成果を基に、平成15年11月に米国のカーネギー財団(ワシントンD.C.)およびロックフェラー大学創設者会館(旧ロックフェラー研究所、ニューヨーク)へ赴き、資料管理者の助言の下に資料収集を行った。そして、医学者野口英世、生物学者山内繁雄らの書簡を始め、研究助成に関連した財団関係の年報、各種報告書等に対して、許可されたものについては複写を行い帰国した。これらには、これまで未公開であったものが多数含まれていると思われる。外国旅費および消耗品費(資料)をこのために支出した。
2.収集資料のデータ入力および成果報告
得られた資料は、手書き、タイプ書き等種々であったが、可能な限り解読し、パソコンに入力した。備品費、消耗品費、謝金をこのために支出した。また、研究終了後、ネットワーク上での公開に対応できるように工夫を進めている。米国研究財団の日本人研究者への助成は、1910年代に多く見られる結果を得ている。さらに、前年度までの成果と合わせ、平成15年6月神戸大学で開催された日本科学史学会において成果報告をした。カーネギー財団から助成を受けた野口英世が、ウッズホール臨海実験所で行ったヘビ毒研究の経緯等を論じた。国内旅費をこれに支出した。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 溝口 元: "動物園・水族館と動物学:その史的展開"生物科学. 55巻3号. 171-180 (2004)

  • [Publications] 溝口 元: "「日本応用心理学会史」、「日本心理学会75年史」刊行に寄せて"心理学史・心理学論. 5巻. 69-72 (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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