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2002 Fiscal Year Annual Research Report

弱視者のスポーツビジュアルトレーニングがパフォーマンスや視機能に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 14580073
Research InstitutionTsukuba College of Technology

Principal Investigator

香田 泰子  筑波技術短期大学, 視覚部・一般教育等, 助教授 (50234696)

Keywordsスポーツビジョン / 弱視者 / 視力障害 / 視野障害
Research Abstract

本研究は弱視者のスポーツビジョンに焦点をあて、弱視者のスポーツビジョンの特徴を明らかにするとともに、一定期間のビジュアルトレーニングがパフォーマンスに及ぼす影響を検討することを目的としている。今年度は弱視者のスポーツビジョンの特徴を明らかにするために、弱視者のスポーツビジョン計測を行った。対象は筑波技術短期大学に在籍する男子弱視者、および同年齢層の男子晴眼者であった。測定項目は静止視力、直進方向および横方向の動体視力、目と手の協応動作等であり、弱視者には視野や視覚障害の状況(発生時期や進行の程度)、これまでのスポーツ活動歴の調査も行った。測定の結果、弱視者においては、直進方向および横方向の動体視力が晴眼者よりもかなり低く、個人差も大きかった。目と手の協応動作においても、弱視者の測定結果は晴眼者よりもかなり低く、個人差も大きかった。この測定においては、対象者の視野の状況が結果に大きく影響を及ぼしており、視野障害が重度の学生では、静止視力が晴眼者と同程度であっても、測定結果がかなり低かった。また弱視者においては静止視力が同程度の対象者であれば、これまでのスポーツ、特に球技スポーツの経験者の測定結果が高いことが見られた。以上の結果から、弱視者のスポーツビジョンには個人差が大きいこと、また、視力障害の程度とともに、視野障害の程度が測定結果に影響していること、また、スポーツの経験の有無が測定結果に影響していることが示唆された。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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