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2004 Fiscal Year Annual Research Report

プレイリーダーの常駐する冒険遊び場の成立要件に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14580118
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

瀬渡 章子  奈良女子大学, 生活環境学部, 助教授 (60179348)

Keywordsプレイリーダー / 冒険遊び場 / 都市公園 / 子ども
Research Abstract

【研究目的】本研究の目的は、冒険遊び場を子どもたちの日常生活圏において発展させていくために整備すべき要件について明らかにすることを目的とするものである。
【方法】本年度は、全国の遊び場運営団体を対象にアンケート調査を実施し、冒険遊び場の運営実態および空間特性と遊び場運営との関わりを把握した。調査期間は、2004年11月24日〜12月30日で、郵送により配布・回収を行った。配布数174、回収数90で、回収率は51.2%であった。
【結果】冒険遊び場運営団体の活動開始年を、「2000年以前」と「2001年以後」にわけて分析を行った。「2001年以後」では、以下の特徴を明らかにした。」
(1)運営団体の分布に九州・中四国地方への拡がりがみられた。まだ活動期間が短いことが影響していると思われるが、運営主体者が保護者で、開催頻度の少ない団体が多い傾向にあった。
(2)活動場所、活動場所の選定理由、活動場所の空間特性に著しい差異は見られなかったが、団体発足のきっかけとして、行政の関与がみてとれた。活動資金も、補助金・委託金が増えるとともに、行政との連携が強まってきている傾向がうかがわれた。今後の活動継続のためには行政による一層の支援拡大が求められる。
(3)活動場所における火の使用や樹木の遊具の一部として使用することに対して、運営団体は一定の配慮を行っているが、地域住民の理解が得られていない部分もある。子どもが行きやすい場所での活動を考えた場合、地域理解を以下に得るのかが今後の課題である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 冒険遊び場(プレーパーク)の活動実態-冒険遊び場の運慶団体を対象とした調査事例-2005

    • Author(s)
      佐藤典子, 瀬渡章子
    • Journal Title

      日本建築学会近畿支部研究報告書 第45号計画系(発表予定)

  • [Journal Article] プレイリーダーのいる冒険遊び場の利用実態-てんぱくプレーパーク(名古屋市天白区)における調査事例 第2報-2004

    • Author(s)
      佐藤典子, 瀬渡章子, 田中智子
    • Journal Title

      日本建築学会近畿支部研究報告書 第44号計画系

      Pages: 681-684

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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