2002 Fiscal Year Annual Research Report
日本文化と日本語理解のためのコミュニケーション強化マルチメディア教材の研究開発
Project/Area Number |
14580230
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
立田 ルミ 獨協大学, 経済学部, 教授 (10049637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JOST Neal 獨協大学, 外国語学部, 専任講師 (60327012)
大西 雅行 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40049581)
中西 家栄子 獨協大学, 外国語学部, 教授 (20217780)
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Keywords | 日本語教育 / 日本文化教育 / 異文化交流 / BBS / マルチメディア教材 / インターネット / WBT |
Research Abstract |
本研究は、日本語と日本文化を学ぶ学生および日本語教授法受講生のためのコミュニケーションシステムの研究開発とそれらのシステムの利用分析研究を目的とする。獨協大学では、イギリスのエセックス大学、ドイツのデユースブルグ大、カナダのヨーク大学、フランスの西部カトリック大学、アメリカのアラバマ大学、オーストラリアのウーロンゴン大学等から毎年交換留学生を受け入れており、正規の外国人留学生も約200名在学している。コミュニケーションの相手としては、獨協大学の留学生およびイリノイ大学で日本語・日本文化を学ぶ学生を主に対象とした。現在日本語および日本語教授法を獨協大学で教えている中西教授を中心として、日本語教授法を学んでいる学生とゼミ生、英語を専攻しているJost専任講師のWitingのクラスとイリノイ大学の郡司教授の日本文化クラスの学生とのやりとりを行った。本研究は、これらのコミュニケーションの土台となる日本文化のホームページ(http://www2.dokkyo.ac.jp/〜japan)を基に、BBSを用いてイリノイ大学の学生と獨協大学のWitingクラスの学生との間でコミュニケーションを行った。コミュニケーションを行う前にそれぞれの学生に対して、日本文化についてのプレアンケートを実施し、その結果をまとめてICCE2002で発表した。また、テーマに分けて6つのBBSを設置し、意見交換を2002年10月から12月まで行った後、ポストアンケートを実施した。これらの結果については、ハワイで行われるED-MEDIA2003に発表する予定である。また、日本語聴解教材については基本的な聴解教材の開発が終了し、それらを授業で実際に利用した結果についてまとめてED-MEDIA2002で発表し、その後考察を加えて論文として発表した。現在は日本語聴解教材の応用編を開発中である。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] Y.Nakanishi, L.Tatsuta: "Construction of Web-based Japanese Listening Program and ito Preliminary Experimehtad Resulte"Proceedings of ED-MEDIH 2002. 2002. 1934-1939 (2002)
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[Publications] 立田 ルミ: "ゼミにおけるインターネットの利用とその解析"情報科学研究. 20号. 41-48 (2002)
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[Publications] 立田ルミ: "3教室合同遠隔授業の評価"情報処理学会シンポジウムシリーズ. Vol2002. 7-14 (2002)
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[Publications] Y.Nakanishi, L.Tatsuta, M.Oonishi, K.Gunji: "Collaborative Knowledge Building through BBS for Better Cross-Cultural Communication"IEEE Learning Technology Task. Vol2002. 1008-1013 (2002)
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[Publications] Y.Nakanishi, L.Totsuta: "Web-based Japanese Listening Program : Development, inplementation and Results"Information and System in Education. Vol.1.No.1. 90-97 (2002)