• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2003 Fiscal Year Annual Research Report

バーチャルネットワーク実験システムの開発

Research Project

Project/Area Number 14580241
Research InstitutionHIROSIMA KOKUSAI GAKUIN UNIVERSITY

Principal Investigator

銭 飛  広島国際学院大学, 工学部, 教授 (60236122)

Keywordsバーチャルネットワーク実験室 / E-learning System / ルーティングプロトコル
Research Abstract

本研究では、従来の受動的な学習スタイルを変え、情報ネットワーク時代にふさわしい、いつでも、どこでも、誰で参加できるというE-Learningシステムの構築を目指してきた。特に次の3点について研究開発を進めた。
(1)複数のルータ、スイッチでバーチャルネットワークを構築し、実機と同じ感覚で、システムの設定、モニターリングを体験できるようにした。
(2)IPルーティングだけでなく、IPX、ISDN、フレームリレー、PPP、VLAN、VPNなど、今日インターネットの主な通信技術、および、RIP、IGRP、EIGRP、OSPF、BGPなどのルーティングプロトコルに関する基本実験をバーチャル実験システム上に展開できるようになった。
(3)学生の実戦力を高めるため,本格的な課題駆動型実験システムを構築した。
(1)については,WWWを利用したネットワーク実験装置のリモート操作システムを開発して、WWWページからルータ、スイッチなどの設定を行い得るようにした。これにより、今まで、実験室で行ったすべての実験をインターネットから参加させ、学生が授業で習得した知識をいつでも、どこでもバーチャル実験で確かめられるようになった。
(2)については,ネットワーク関連の装置は一般的に価格が高いので、有限のネットワーク機材をできるだけ有効に利用したい。開発したシステム上では,IPルーティングだけでなく,一般的には体験しにくいVLAN,VPN,フレームリレー技術,及びさまざまなバックボーンテクノロジーを体験できるようになった。
(3)については,本格的なE-Learningシステムを構築したことにより,実験補助だけでなく,学習者の弱点発見,オンラインテスト,授業補助,資格試験対策などの機能も利用できるようになった。

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] 池坊繁屋, 銭 飛, 平田廣則: "グラフ分割問題における多教師付き学習オートマトン計算法"電気学会論文誌C. 123-C-4. 823-837 (2003)

  • [Publications] F.Qian, H.Hirata: "Q-Learning Automaton"Proceedings of IEEE/WIC International Conference on Intelligent Agent Technology. 432-437 (2003)

  • [Publications] H.Une, F.Qian: "Network Load Balancing Algorithm using Ants Computing"Proceedings of IEEE/WIC International Conference on Intelligent Agent Technology. 428-431 (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi