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2002 Fiscal Year Annual Research Report

テクニカルコミュニケーション技能の指導法に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 14580270
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

岸 学  東京学芸大学, 教育学部(第二部), 文部科学教官教授 (40143622)

Keywordsテクニカルコミュニケーション / 説明技能 / 図表の理解 / 文章理解 / インストラクション / ICT
Research Abstract

テクニカルコミュニケーション技能は,他者へ情報を的確に伝達する情報伝達技術(ICT)研究の一環として位置づけられる。伝達技術の中で,特に重要で,かつ学校教育での指導を要するのが,文章や話しことばによって相手に説明を行う技能(説明技能)である。本年度は,テクニカルコミュニケーション技能の指導法を解明する上でその基礎となる,1.説明(インストラクション)場面での説明者モデルの構築,2.説明の手段として不可欠な図表の理解及び使用,の2点について実験的な検討を行った。
1.説明者モデルの研究成果は論文にて公表済である。パソコン操作への支援場面を設定し,説明に必要な情報の特定を行った結果,説明相手の操作目的と操作スキルを適切に把握することとともに,相手の解決目標を特定し,適切な支援をon-lineで与えられるかどうかが重要な説明技能であることが示された。
2.図表の理解と使用の研究成果は,日本教育心理学会総会にて計5件(予定を含む)の報告により概要を公表し,現在,論文化への準備中である。研究では説明相手の学習スタイルによって理解しやすい図表のタイプ及び提示方法が存在することが新たに示された。また,説明内容によって適切な提示方法の選択も重要な技能であることが解明された。これらの知見は,ICTの指導の中に,多様な図表の識別・選択・使用技能を取り入れるべきであると提言するものである。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 辻 義人: "パソコン操作支援場面におけるインストラクションモデルの検討"東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学. 第54集. 111-117 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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