2002 Fiscal Year Annual Research Report
アクションリサーチによるフィットネス教育「HELP」の授業モデルの開発と改善
Project/Area Number |
14580285
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
井谷 惠子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (80291433)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中井 隆司 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (90237199)
北田 和美 大阪女子短期大学, 保健科, 助教授 (30204895)
飯田 貴子 帝塚山学院大学, 人間文化学部, 教授 (60099554)
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Keywords | フィットネス / アクションリサーチ / 学習プログラム開発 / 身体つくり / 授業改善 |
Research Abstract |
本研究は、実践者を中心とする研究チームが実践の場で起こる問題や実践から提示された問題をリフレクト(分析・検討・反省)し、次の実践を意図的に計画実施することにより、実践の改善を図り、その過程をも含めて評価していくアクションリサーチを用いて、フィットネス教育「HELP」プログラムの開発と改善を試みるようとするものである。 14年度は、次年度に予定している授業実践に向けて、以下のような研究を進めた。 1.フィットネス教育の計画と教材づくり (1)対象授業と授業者の設定(2)授業計画(3)学習方法の検討(4)教材づくり(5)学習ノートの作成 2.アクションリサーチの進め方について協議 (1)アクションリサーチに関する先行研究調査 (2)収集するデータの選定と収集方法について (3)学習者によるフィットネス学習評価票の開発 3.第一次アクションリサーチ 上記の検討結果をもとに、大学生を対象とした第一次の実践研究を行った。この結果については、分析が進行中であるが、二次の実践研究にとって有用なデータや実践経験が得られた。 学習ノート、及び「学習者によるフィットネス学習評価票」についても、一次のアクションリサーチを通して開発と改善を進め、15年度に使用できる段階に至っている。
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