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2005 Fiscal Year Annual Research Report

長期的発達の視点からの英語文章産出モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 14580311
Research InstitutionNagoya Gakuin University

Principal Investigator

佐々木 みゆき  名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (60241147)

Keywords日本人学習者 / 英語説明文 / 英語文章産出プロセス / プロトコールデータ / プロセスライティング / 量的研究 / 質的研究
Research Abstract

本研究は、日本人学習者の英語文章産出プロセスが、3年半にわたってどのように変化していくかを調査することを目的にしている。平成17年度は、4年間のプロジェクトの最終年度であるが、初年度以降、(1)1年次にプロセスライティングを受けなかった学生を「統制群」として、「実験群」とほぼ同数参加させる、(2)数人の被験者にとって「留学直前」である「2年次の夏」を加え、観察時期を4回から5回に増やす、の2点で改善したため、平成17年度に全てのデータ採取を終えることが不可能になってしまった。しかし、初年度から観察を続けている被験者9名(1名は退学のため脱落)についての観察は完結したため、その9名についての報告書を作成し、残りの31名については、定期観察データを採取するため、以下のように計画を実施した。(1)平成17年6・7月:被験者40名全員を対象に一般英語力や英語で書くことに関する3年次以来の学習経験、英作文に対する自信や動機づけなどを調査した。又、40名に個別に、実際に平成14年度から年一回書いてもらった英作文と同様な課題の英語説明文も書いてもらい、書くプロセスの詳しいプロトコールデータを採取・転記した。(2)平成18年1月:平成18年3月に大学を卒業した4年生9名を対象に、大学入学時から3年半にわたる、一般英語力、英作文力、書くスピード(流暢さ)、書く際に使うストラテジーの種類の個々人の変化について、「変化したと思うか、その変化は何に影響を受けたと思うか」について、個別にインタビューした。このインタビューデータは、直後に分析のため転記した。(3)(2)のデータを分析し、「大学入学時から3年半にわたる、日本人学習者の英作文力や英作文を書くプロセスの変化とその説明要因」についての研究成果報告書を作成した(平成18年3月完成)。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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