2004 Fiscal Year Annual Research Report
第二言語としての日本語習得研究のレビュー論文集編纂と刊行・オンライン配信
Project/Area Number |
14580326
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
佐々貴 義式 (佐々木 嘉則) お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (00334558)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森山 新 お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (10343170)
長友 和彦 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (60164448)
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Keywords | 第二言語習得 / 日本語教育 / 国語学 / 応用言語学 / 心理言語学 |
Research Abstract |
当初目標:「日本のみならず英語圏、中国語圏、韓国語圏等における第二言語としての日本語習得およびその周辺領域の諸研究をレビューした論文を組織的に執筆集積」することを達成目標に掲げた。 達成実績:レビュー論文39本(うち一本は依頼原稿)・講演録3本、解説記事11本、その他の記事2本の、計55本が完成した。内容は狭義の習得論にとどまらず言語教育や記述的な言語研究も含め多岐にわたる。その中で参照文献としてとりあげられた文献数は、日・英・中・韓の四言語圏から3000点近くに及ぶ。これらを以下のとおり3分冊の論文集として3カ年にわたり刊行した。 『第二言語習得・教育の研究最前線2002年版』(『言語文化と日本語教育』増刊特集号、以下同) 400ページ 収録論文(21本)・その他の関連記事(9本) 『第二言語習得・教育の研究最前線2003年版』 240ページ 収録論文(10本)・その他の関連記事(2本) 『第二言語習得・教育の研究最前線2004年版』 256ページ 収録論文(8本)・その他の関連記事(5本) この企画が幸いにも学会誌(『第二言語としての日本語の習得研究』)の書評欄で好意的にとりあげられるなど高い評価を得て国内外の研究者・大学図書館などから多くの送本依頼を受けたことを受け、これまでに延べ800件近い研究機関・研究者等に寄贈した。 また、収録論文の一部をPDF化し、オンライン配信の実験を行った。(現在も配信を続行し、配信記事数の増大に向け準備を進めている)。 研究成果の一部は、上記以外の学会誌に掲載された(菅谷2004)。
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Research Products
(59 results)