2002 Fiscal Year Annual Research Report
自己説明型コンポーネントを用いた学習用教材の研究開発
Project/Area Number |
14580387
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Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
VAZHENIN Alexander 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (10325970)
永松 礼夫 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (40172556)
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Keywords | 自己説明型コンポーネント / 教材 / アルゴリズム / フィルム / ビジュアル言語 |
Research Abstract |
1.課題:グリッド、ツリー、グラフに関するアルゴリズムのフィルムを作成 成果:グリッドに関するフィルムを52個、ツリーに関するフィルムを4個、グラフに関するフィルムを5個作成した。 2.課題:フィルム管理システム関連で、フィルムを表示および編集するためのモジュールを開発 成果:フィルムを構成する各フレームをアニメーションとして見ることができるモードと各フレームを静止画で一枚ずつ又は複数枚まとめて見ることができるモードを提供する表示モジュールを開発した。また、上記1.において作成したフィルムをもとに、ユーザー独自のフィルムを新規に作成するのに必要な基本的編集操作が可能な編集用モジュールを開発した。 3.課題:ネットワーク上のやりとりに適したデータフォーマットの研究 成果:上記1.において作成したフィルムをネットワーク上で送受信することを考え、意味内容を考慮した圧縮手法の研究を行った。その結果、平均的なフィルムのデータ量を未圧縮の状態に対して1/10にすることが出来た。 4.課題:教育教材としての機能・インターフェースの調査検討 成果:既存のアプリケーションやデザイン論等を調査の上、教育教材という観点でのインターフェースの設計を行い、上記2.で開発した表示と編集のための各モジュールに反映させた。本設計の評価は今後、プロトタイプを完成後にユーザーテストを通して行う予定である。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 吉岡廉太郎, ニコライ ミレンコフ: "Visual Computing within Environment of Self-explanatory Components"The Journal of Soft Computing. 7・1. 20-32 (2002)
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[Publications] 吉岡廉太郎, ニコライ ミレンコフ: "A Multimedia System to Render and Edit Self-explanatory Components"The Journal of Internet Technologies. 3・1. 1-10 (2002)
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[Publications] ニコライ ミレンコフ, オレグ マナハフ, 吉岡廉太郎: "Visualization of Graph Algorithms and Programming in Pictures"International Conference on Software Engineering and Applications 学会紀要. 391-397 (2002)
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[Publications] 海老原司, ニコライ ミレンコフ, 吉岡廉太郎: "Program Generation from Film Specification"ソフトウェア工学とその応用に関する国際学会紀要. 403-410 (2002)
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[Publications] 吉岡廉太郎, ニコライ ミレンコフ, 他: "Visual Notation of Film Language System"分散マルチメディアシステム国際学会紀要. 648-655 (2002)
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[Publications] ニコライ ミレンコフ, オレグ マナハフ, 吉岡廉太郎: "Self-explanatory Components : Visualization of Graph Algorithms"分散マルチメディアシステム国際学会紀要. 562-567 (2002)