2002 Fiscal Year Annual Research Report
マルチモーダル仮想空間における形状と画像の創成および知的符号化
Project/Area Number |
14580393
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
岡田 稔 中部大学, 工学部, 教授 (60201985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水野 慎士 豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (20314099)
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Keywords | 仮想木版画 / 仮想銅版画 / 仮想空間操作 / 物理モデル駆動 / コンピュータグラフィックス / 非写実的画像生成法 |
Research Abstract |
仮想版画に基づく浮世絵の知的符号化の構成形式について検討した.またそのための要素技術として絵の具の重ね順を考慮した色合成のモデル化,それによる版画画像の生成を試みた.その結果,いわゆる暈し摺りと呼ばれている古来の技法を再現できることが確認された. 銅版画をターゲットとした研究も開始した.銅版画では種々の版製作技法があるが,本研究では特にドライポイントに注目した.この技法は版面のマクレによる印刷時の滲みが特徴的である.このために版面構造を顕微鏡で観測し,特徴ある結果を得た.そこでの計測結果に基づいて銅版のモデル化と,それに適した計算機内部表現を検討した.切削,拭き取り,転写の工程の簡易モデルにより実装,CG画像を作成したところ,銅版画特有の描線が得られた
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Research Products
(2 results)
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[Publications] S.Mizuno, M.Okada, J.Toriwaki, S.Yamamoto: "Improvement of the Virtual Printing Scheme for Synthesizing Ukiyo-e"Proc. of 16th JCPR -Int'l Conf. on Pattern Recognition 2002. Vol.III. 1043-1046 (2002)
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[Publications] 岡田稔, 水野慎士, 鳥脇純一郎: "モデル駆動による仮想彫刻と仮想木版画"芸術科学会論文誌. Vol.1, No.2. 74-84 (2002)