2004 Fiscal Year Annual Research Report
高次元連続型k-システムの評価・設計方法に関する研究
Project/Area Number |
14580483
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Technology |
Principal Investigator |
山本 久志 東京都立科学技術大学, 工学部, 助教授 (60231677)
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Keywords | 連続型k-システム / 信頼度算出方法 / 上下限値 / 極限定理 / 保全方法 |
Research Abstract |
連続型k-システムとは、システムを構成するコンポーネントが1カ所に集中して故障するとシステム故障となるシステムの総称である。このシステムはその形状や故障条件より多くのシステムに区分される。コンポーネントが面や立体に配置された2次元や3次元の連続型k-システムは、例えば、2次元や3次元の物体のパターン認識確率の評価、立体的に配置されたセンサー(例えば衛星)等による監視システムの評価、液晶画面の評価などに適用される。 本年度は、1)昨年度に引き続き、2次元システムの1種であるCircular connected-(r,s)-out-of-(m,n):F systemと2-dimensional cylindrical k-within-consecutive-(r,s)-out-of(m,n):F systemに対して、従来の方法に比べ効率的なシステム信頼度の算出方法を提案し、その有効性を数値実験により検証し、その結果をまとめた。また、2)コンポーネントの故障確率が周辺のコンポーネント状態に依存するConnected-(r,s)-out-of-(m,n):F systemの保全方法を提案し、その保全方法の下で最適な保全周期の提案をおこなった。また、3)circular consecutive-k-out-of-r-from-n:F systemに対して、信頼度を最大とする配置、すなわち、最適配置を求めるGAを提案し、その有効性を数値実験で示した。さらに、4)3次元の連続型k-システムの1種である3-dimensional k-within-consecutive-(r_1,r_2,r_3)-out-of-(n_1,n_2,n_3):F systemを提案し、そのシステムに対して、(1)上下限値の提案と(2)極限定理を基にした近似式の提案を行い、その有効性を示した。
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Research Products
(6 results)