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2002 Fiscal Year Annual Research Report

長距離海底用等天然ガスパイプラインの安全性評価指針確立に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14605034
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

後藤 浩二  九州大学, 工学研究院, 助教授 (60274487)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 丹羽 敏男  (独)海上技術安全研究所, 材料信頼性研究グループ, 主任研究員 (10208267)
梶原 宏之  九州大学, 工学研究院, 教授 (30114862)
豊貞 雅宏  九州大学, 工学研究院, 教授 (30188817)
溝上 宗二  三菱重工業(株), 長崎研究所・船舶海洋研究推進室, 主任研究員
新宅 英司  広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50263728)
Keywordsパイプライン / エネルギー輸送 / 海底開発 / 不安定破壊 / 疲労破壊 / 腐食 / モニタリング
Research Abstract

本研究は企画調査に区分されるため,以下の項目に関して海外共同研究者からの情報提供,海外・国内での情報収集(国際会議への参加等)を行い,将来的な研究課題について調査した.得られた結果は以下の通りである.
1.パイプラインの強度・破壊や作用外力等に関する現行規格及び研究動向の調査を行った.その結果,現行規格は他の構造物と比較するとオーパースペックであることが判明した.輸送物質(原油,天然ガス等)の性質と一旦事故が発生したときの被害を考慮すれば,ある程度の過剰要求は仕方ないものの,強度・破壊に関する最新の研究成果を規格に反映させるようにする必要があることを確認した.
2.海底パイプラインに関しては,我が国近海への敷設であっても他国の規格を流用せざるを得ないことが判明した.関連産業に国際競争力を付与するためにも,我が国独自の規格を策定する必要があることを確認した.この新しい規格には1で述べたように,保守的な他国の規格とは一線を画した,リーズナプルな規格とする必要がある.
3.パイプラインのモニタリング手法に関しては,調査した範囲では目新しい情報を得ることはできなかった.しかしながら,パイプライン設置箇所が深海になるに従い,ROVなどの無人探査機による検査手法の構築が必要であると考えられる.

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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