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2002 Fiscal Year Annual Research Report

MECモデルの応用に関する企画調査

Research Project

Project/Area Number 14605035
Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

馬場 信弘  大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10198947)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 徹  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30282677)
戸田 保幸  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20172166)
経塚 雄策  九州大学, 大学院・総合理工学研究院, 教授 (80177948)
木下 嗣基  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助手 (10313008)
KeywordsMECモデル / 海洋環境 / 多層モデル / 3Dモデル / 人工システム / 海水流動 / 海洋予測 / ワークショップ
Research Abstract

MECモデルは,海洋環境改善装置,海洋構造物などの人工システムがその周辺の海域の海水構造に及ぼす影響を調べることを目的として,共同開発された海洋環境を予測する数値モデルである.比較的スケールの小さい人工システム周りの3次元的な流動を高い解像度で計算する3Dモデルと,そのまわりの広い海域の海水流動,物質輸送を効率よく計算する多層モデルとを内部で結合し,スケールの異なる現象を同時に予測することができるこのモデルは海域に設置する人工システムの設計に応用できるという点で,従来の海洋予測モデルと大きく異なる.このMECモデルが社会的ニーズに答えるために今後どういう方法で改良,開発を進めていくべきか,MECモデルの開発者が協力して,広い視野,さまざまな観点から調査,検討を行い,各方面のユーザーと連携して今後の方向性について考察を行った.
海洋環境に関係する多方面の分野における海洋モデルに対するニーズを調査し,MECモデルが貢献すべき問題や応用分野を具体的な形で整理するため,また,海洋環境の分野以外にも,水産や気象,土木など各方面からの情報を収集し,またさまざまな分野でMECモデルを普及させるため,各地でMECモデル説明会を開いた.11月には,東京でワークショップを開き,開発者,ユーザー,そして各方面の海洋環境関係者の間で,活発な意見交換を行った.また,神戸で開催された国際会議,テクノオーシャン2002において,MECモデル関する特別セッションを開き,開発者が現在のMECモデルの検証,応用結果および今後の方向性,発展性に関する調査結果の報告を行った,
本企画調査によって,MECモデルの応用性に関する高い評価が得られ,今後は開発者だけでなく,様々な分野におけるユーザーと共に,飛躍的に発展させていくことが重要であることが明らかになった.

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Yusaku Kyozuka: "Development and Applications of MEC Ocean Model, Its Feature and Activity of the Group"Techno-Ocean 2002. S-III-1. (2002)

  • [Publications] 経塚雄策: "MECモデルワークショップ(第3回)"日本造船学会海洋環境研究委員会. 172 (2002)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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