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2003 Fiscal Year Annual Research Report

SPSS等による日本古代史料の統計学的分析

Research Project

Project/Area Number 14651069
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

栄原 永遠男  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80102979)

KeywordsSPSS / 正倉院文書 / 延喜式 / 物価変動 / 数値データ / 統計パッケージ
Research Abstract

1.本年度は、来年度におけるSPSSをもちいた統計学的な分析に備えて、数値データの蓄積に大きな力を割いた。
2.具体的には、『延喜式』と正倉院文書からの数値データの入力(継続)である。前者には、租税関係の国別データが多くあるので、それらを入力した。また後者には、「上日帳」の大量のデータがあるので、その入力を行なった。その場合、写真版で教値を確認した上で入力したことはいうまでもない。
3.パソコン統計学の専門家に入力済みのデータを示して、どのような統計学的な手法が適用できるのか、そのデータから何が引き出せるのか、などの点について専門的知識の供与を受けた。
4.その過程で、とくに『延喜式』に含まれている数値データは、国別、郡別などの一定地域ごとのデータである場合がほとんどであるので、SPSSによる統計学的分析に加えて、GIS(Geographic Information System)を用いた分析を行い、両者を組み合わせることにより、分析が深まることがわかってきた。このため、GISソフトを購入し、分析に備えた。
5.『延喜式』からの入力データの一部を使用して、2003年11月30日に、出土銭貨研究会のシンポジウム「銭貨と呪力」において、「延喜式に見える銭貨」と題して報告を行なった。これは、2004年度刊行予定の『出土銭貨』20号に掲載されることが決まっている。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 栄原永遠男: "延喜式に見える銭貨"出土銭貨. 20(発表予定). (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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