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2002 Fiscal Year Annual Research Report

日独両言語間における通訳行為の理論化と、通訳評価基準の作成

Research Project

Project/Area Number 14651089
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

相澤 啓一  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (80175710)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上田 浩二  筑波大学, 文芸・言語学系, 教授 (30063796)
Keywords通訳 / ドイツ語 / 翻訳 / サイトラ / ノートテーキング / 異文化間コミュニケーション
Research Abstract

平成14年度は、一方で、実際にプロの日独通訳として活躍している通訳者、また通訳者になることをめざしている研修生約20名を対象に、実際にさまざまなテキストを通訳してもらうシミュレーションを数多く行うことができた。毎月の例会を通し、また夏期と冬期の2度にわたる集中セミナーを通し、さまざまなテキストの逐次通訳(一部、同時通訳)を行なってもらい、各個人毎の問題点を越えた、日独通訳における共通問題を検討するための基礎的なデータを収集することができた。とりわけ集中セミナーでは、当初予定していた1)テクスト全体の聞き取り能力(2カ国語)2)母語によるまとめ能力3)ノートテーキング4)異言語への変換(逐次・同時)5)スピーチ能力6)高度に専門的なテーマに関する事前調査能力、などの訓練を通しての問題点の収集・分析に加え、発声のためのヴォイストレーニングやサイトラに関するレクチャーなど、さらに実践的なアスペクトも採り入れることができた。参加者による通訳シミュレーションに関しては、その様子をすべて録画・記録したので、その分析・検討を目下行っているところである。それをふまえた通訳資料は、より完成度を高め、普遍性のある教育用資料としても利用できる形にして、いずれ公表する予定である。
他方で通訳理論研究の基礎文献収集に努めた。とりわけドイツ語圏における通訳論をまとめてフォローすることが出来たが、国内の文献は日英通訳に関するものが中心となった。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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