Research Abstract |
(1)文法項目のうち、下記項目の記述を修正し、より精緻なものにした。-Contingent時制、融合否定、非人称動詞(beeku,beeDa,bahudu,baaradu,koDadu,gottu,gottilla,saaku,saaladu,iSTa)、条件形、関係節、分詞名詞、複合動詞(aagu-,iru-,biDu-,haaku-,hoogu-,aaDu-,nooDu-,koL-,koDu-)。(2)また、以下テキストのカンナダ語文を精選し、カンナダ文字で入力し、既に記述を終えている各文法項目における例文に付加した-Hodson, T.(1993),Halemane, L. & M.N.Leelavathi.(1995), Spencer, H.(1985),Sridhar, S.N.(1990),Halemane, L.(1989),B.B.Rajapurohit.(1975),Vrata, S.(1984),Nagaraja Rao, M.G.(1995),Hans Jensen.H.C.(1969),Andronov, M.S.(1969),家本太郎(1998)。(3)さらに、南インドカルナータカ州で活動ししているNGO,CWC(Center for Working Children)及び、その子供組織「ビマサンガ」と大阪市の国際子供権利センターの活動状況をレヴューし、1999年以降行われてきている、シンポジウム、ユースワークショップや「児童労働と子供の権利を考える交流会」でのカンナダ語の言語様態を観察し、文法記述に反映させた。(4)総合地球環境学研究所にて、長田俊樹氏(ムンダ諸語)や児玉望氏(ドラヴィダ語)と情報交換を行った。(5)筑波大学シュリーデヴィ氏にカンナダ語のナイティヴチェックをお願いした。
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