2003 Fiscal Year Annual Research Report
超分散環境におけるピア・ツー・ピア型コンテンツ発見に関する研究
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14655139
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
森川 博之 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50242011)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青山 友紀 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80292895)
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Keywords | ピア・ツー・ピアネットワーク / ユビキタスネットワーク / 次世代インターネット / ネットワークアーキテクチャ / コンテンツルーティング / オーバレイネットワーク / コンテンツ発見 / 分散コンピューティング |
Research Abstract |
本年度は,昨年度の検討を推し進めるとともに,適応型コンテンツルーティング機構の開発,及びテストベッドの構築に関して検討を行い,各種機構を構築したテストベッド上へ実装した.さらに,テストベッド上での実験評価をフィードバックして各種機構の展開・改善を行い,アプリケーションプロトタイプの実装を完了した. 1.適応型コンテンツルーティング機構の開発と実装 昨年度開発を行ったコンテンツルーティング機構の検討をさらに推し進め,各ノード端末の処理能力,帯域,遅延などの「ノード環境」が不均一である状況に対処可能な適応型コンテンツルーティングの開発を行った.具体的には,ノード環境の情報に基づいて論理的オーバレイネットワークを再構成する適応化機構を開発し,実装を行った.さらに,トラヒック測定などによるノード環境推定機構を開発するとともに,XMLを用いたノード環境の表現方法を開発した. 2.テストベッド構築とアプリケーションプロトタイプの実装 これまでに開発・実装を行った各種機構の実験評価を行うためのテストベッドネットワークを構築した.具体的には,ノード環境の多様性を擬似するために,ネットワークへのアクセス手段としてイーサネットだけでなく無線LANを用意し,dummynetを用いて帯域及び遅延制限を導入し,さらには,CPUなどの処理能力が異なる端末を取り入れたテストベッドネットワークの構築を行った.また,アプリケーションプロトタイプとしては,ファイル共有,コンテンツ配信,及び分散コンピューティングをベースとした「超分散コラボレーション」を実現した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] K.Nakauchi, Y.Ishikawa, H.Morikawa, T.Aoyama: "Peer-to-Peer Keyword Search Using Keyword Relationship"Proceedings of 3rd International Workshop on Global and Peer-to-Peer Computing on Large Scale Distributed Systems. GP2PC 2003. 359-366 (2003)
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[Publications] 中村 岳, 川田 雅人, 森川 博之, 青山 友紀: "ホスト情報を利用した多対多アプリケーションレベル経路制御手法"電子情報通信学会技術研究報告. NS2003. (2003)
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[Publications] T.Oka, H.Morikawa, T.Aoyama: "Vineyard : A Collaborative Filtering Service Platform in Distributed Environment"Proceedings of the IEEE/IPSJ Symposium on Applications and the Internet Workshops. SAINT 2004(CD-ROM). (2004)
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[Publications] 岡 敏生, 森川 博之, 青山 友紀: "分散ハッシュテーブルの軽量な負荷分散手法の検討"電子情報通信学会技術研究報告. IN2003. (2004)
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[Publications] 川田雅人, 正岡 直也, 森川 博之, 青山 友紀: "CORTH: 端末の異種性を考慮したオーバレイネットワーキング"電子情報通信学会技術研究報告. IN2003. (2004)
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[Publications] K.Nakauchi, H.Morikawa, T.Aoyama: "Design and Implementation of a Semantic Peer-to-Peer Network"電子情報通信学会技術研究報告. NS2003. (2004)