• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2002 Fiscal Year Annual Research Report

形状記憶合金バルブを用いた便失禁の新しい治療法開発の基礎的検討

Research Project

Project/Area Number 14657299
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

柴田 近  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (30270804)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 真美  東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (80271873)
舟山 裕士  東北大学, 医学部附属病院, 講師 (50192315)
佐々木 巖  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60125557)
Keywords形状記憶合金 / 便失禁
Research Abstract

本年度は、直腸肛門の直径に適合しうる形状記憶合金の開発を、工学部の田中を中心として行っているところである。そのために、イヌの直腸肛門の標本を摘出した。その直径、壁の性状、厚さ等を現在検討しており、そのデータからイヌの肛門直腸に最も適した形状記憶合金を来年度に作製する。工学部の田中は以前、尿道開閉のための形状記憶合金を作製したことがあるが、肛門直腸の直径は尿道の8-10倍あるため、尿道用の形状記憶合金よりも大きいものを作製する必要がある。尿道開閉のための形状記憶合金の作製の経験が有用とは言え、尿道用とはかなり異なった形状記憶合金を作製する必要があるため、作製は容易とは言えない状況である。また、今年度は機器の購入を済ませている。来年度は試作した形状記憶合金を、まず摘出した肛門直腸に装着し、開閉の具合、閉じたときに内容物が漏れないかどうかを検討する。その結果によっては、形状記憶合金の改良が必要と予想される。同様の試行錯誤を繰り返し、最もイヌの肛門直腸に適した形状記憶合金を完成せせる。さらに、それを麻酔下で実際のイヌの肛門付近の直腸に装着し、開閉の具合、閉じたときに内容物が漏れないかどうかを検討して行く予定である。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi