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2003 Fiscal Year Annual Research Report

在宅心筋梗塞患者に対する気を高める運動療法の効果

Research Project

Project/Area Number 14657644
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

原 美弥子  北里大学, 看護学部, 講師 (00276172)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平尾 百合子  北里大学, 看護学部, 講師 (50300421)
黒澤 利郎  北里大学, 医学部, 講師 (90215103)
志村 邦義  北里大学, 一般教育部, 教授 (20119077)
小川 まり絵  北里大学, 看護学部, 助手 (20365191)
森谷 栄子  北里大学, 看護学部, 助手 (70348598)
Keywords気功 / 運動療法 / 心臓リハビリテーション / 在宅ケア
Research Abstract

本年度は、中医養成学の「気」の概念、気功3要素である調身・調息・調心を取り入れた「気を高める体操」(以下より気の体操とする)を開発し、その基礎研究として健康な若者を対象にクロスオーバー法により、気の体操の有効性と安全性の確認を行った。対象者52名は気の体操(介入)群、ラジオ体操(対照)群に分け、2003年9月22日〜12月17日期間、大学構内で準実験・調査を実施した。調査・測定内容は年齢、性、気功経験、健康状況、自覚症状、身長、体重、体脂肪率、血圧、脈拍数、心拍変動(一部対象者)等である。全データは現在解析中である。
初回調査(2003年9月22日〜10月1日実施)結果(分析対象51名)の概要は以下のとおりである。ラジオ体操群では体操直後に収縮期血圧が有意な上昇を示したが、気の体操群では有意差はなかった.また、体操10分後の収縮期血圧は両群共に有意に降下した。気の体操による脈拍数の変化は少なく、気の体操の運動強度は軽く、有酸素性運動の特徴を有していると考える。さらに、体操後は肩こりや腰痛などの自覚症状が減少していた。本年度は、健康な若者を対象に、気の体操の効果と安全性を確認することができた。今後は運動に消極的となっているような疾患を持つ人や高齢者などへの適用を検討する必要性が示唆された。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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