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2003 Fiscal Year Annual Research Report

周産期遺伝相談で利用者の意思決定を支えるリソースを用いた対話型支援の開発と評価

Research Project

Project/Area Number 14657666
Research InstitutionSt. Luke's College of Nursing

Principal Investigator

有森 直子  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (90218975)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森 明子  聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60255958)
堀内 成子  聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (70157056)
Keywords周産期 / 遺伝 / 意思決定支援 / 看護 / 実験研究 / 葛藤
Research Abstract

本研究の目的は、周産期遺伝相談を訪れた利用者の意思決定を支えるケアの効果を実験研究のデザインを用いて、明らかにすることである。本年度は、本研究の中核となる意思決定を支えるケアの内容を精選し、より具体的で実現可能なプロシージャー作成及び無作為化試験の研究デザインの検討、評価指標を作成し、研究計画書をフィールドとなる臨床場の倫理委員会の審査の承認を得た。評価指標として、すでに邦訳されて使用されはじめている「Decision Conflict Scale」の日本語表現を尺度開発者と連絡をとりながら修正した。また、意思決定を支えるケアとしては、すでに、Web上にて、公開されているOttawa Personal Decision Guideを邦訳した冊子を作成した。このOttawa Personal Decision Guideは、1 意思決定を明確にする、2 意思決定における自分の役割を特定する、3 自分の意思決定のニーズを見極める、4 選択肢を比較検討する、5 次のステップを計画する、の5段階からなる支援プログラムである。このプロセスを看護職者が来談者と共に歩むことが、介入となる。周産期遺伝相談を共に行う医療メンバーとの連絡調整を行い、円滑な研究推進が可能となるように勤めた。研究の同意を得ていくプロセスを円滑に進めるためのリーフレットの作成、介入を行う看護職者のスキルを均一化するためのトレーニング等を行った。次年度は、データの収集を行い(半年間)、本年度の成果を発表していく予定である。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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