2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14658077
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
長友 和彦 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (60164448)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森山 新 お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (10343170)
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Keywords | 三言語併用環境 / 第三言語習得 / 日本語の発達 / マルチリンガリズム / 多言語習得 / トライリンガリズム / マイノリティ言語 / コードスイッチング |
Research Abstract |
・多言語併用環境,特に三言語併用環境にある幼児,年少者,成人の日本語およびその他の言語の発達を文法やコミュニケーション能力の発達という観点から解明した。 ・5班に分かれた約20名の研究者で月1回公開研究会を行いながら,タガログ語,ベンガル語,スペイン語,中国語,台湾語,韓国語,日本語によるデータの分析とその分析結果の検討を行った。 ・数回にわたって研究成果の中間発表会および最終発表会を公開で行った。 ・平成15年9月にアイルランドで開催されたThird International Conference on Third Language Acquisition and Trilingnalismで研究成果を発表するとともにInternational Association of Multilingualismの発足式に参加した。 ・研究成果を報告書(pp.1-199)にまとめ,約400部を関係機関・研究者に送付した。 ・本研究を基礎として「マルチリンガリズム研究会」が創設された。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Yonezawa, K., Nagatomo K.: "Trilingualism in Japan : A case study of trilingual (Tagalog, English and Japanese-speaking) children interacting with nursery school teachers"The International Journal of Multilingualism. 1・1. (2004)
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[Publications] 長友和彦, 西村美和, 他11名: "三言語併用環境における日本語の発達に関する研究"お茶の水女子大学大学院日本語教育コース. 199 (2004)