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2002 Fiscal Year Annual Research Report

建国期からGATTに至るまでのアメリカ通商政策の展開―進化、文化、企業家

Research Project

Project/Area Number 14720081
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

三浦 聡  東洋大学, 経済学部, 講師 (10339202)

Keywordsアメリカ通商政策 / 相互主義 / 政治文化 / 政策企業家 / 進化
Research Abstract

2002年夏に約3週間、2003年春に約2週間、ワシントンDCを訪れ、議会図書館やジョージタウン大学図書館において資料を収集した。夏季の滞在では、本研究の理論的枠組みを構築する際に参考となりうる資料の収集をおもな目的とした。資料の収集にあたっては、議会図書館のコンピュータで利用可能なオンラインのデータベースを用いて論文を検索し、必要なものをプリントアウトした。
春季の滞在では、歴史編の執筆に必要な資料の収集をおもな目的とした。議会図書館では、連邦議会の初期の文書を編纂したAmerican State Papersのうち必要な部分をコピーし、またCIS Serial Set Indexを調べ、次回の滞在時に収集すべき文書を特定した。ジョージタウン大学では、建国の父らの書簡や外交文書を集めたThe Diplomatic Correspondence of the United States of Americaを調査した。
研究については、一方で為政者の国家観・世界観に注目しつつ、アメリカ建国期の外交政策について書かれた文献を読み込んでいる。他方で、アメリカ通商政策の発展を一貫して説明するための理論枠組みの構築に努めている。合理的選択論や制度論にもとづく理論とは異なる対外政策論として、コンストラクティヴィズムの知見を基にしつつ、ブリコラージュ、即興、社会的技能といった概念を中心として、「政策企業家」の役割を明らかにするような行為論を構想中である。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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