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2002 Fiscal Year Annual Research Report

用途別土地の有効利用に関する理論的・実証的研究

Research Project

Project/Area Number 14730049
Research InstitutionMeikai University

Principal Investigator

宅間 文夫  明海大学, 不動産学部, 講師 (80337493)

Keywords用途別土地の有効利用 / オフィス市場 / 容積率規制の必要性と最適水準
Research Abstract

平成14年度は設備備品費で購入した住宅都市経済学関連図書により,国内・外の既存研究をリビューし,土地の有効利用に関する理論的フレームおよび問題点を整理した.近年,商業系用途地域において,都市再生の観点からも有効利用が叫ばれているが,都心においては混雑などの外部不経済の視点から容積率規制がなされており,土地の有効利用が阻害されていると指摘されている.しかしながら,理論的・実証的な枠組みにおいて,容積率規制の必要性および最適水準が,十分に研究されているとは言い難い状況にある.そこで,平成14年度は,さまざまな社会経済状況を内包したオフィス市場を分析するための実証モデルの構築と,分析のためのデータ収集および加工に当たった.実証モデルは,さまざまな要因を加味するため,オフィス賃貸市場と土地市場,オフィスストック市場を明示的に扱う同次方程式体系で構築した.なお,オフィス市場に関する長期的な時系列データの収集が困難であるため,当初想定したモデルを四半期ベースの分析に耐えるモデルに改良し,モデル改良に伴ったデータの収集および加工を進めた.
また,住宅系用途地域に関する分析は,公示地価データに基づくヘドニック分析を中心とした分析を予定しているため,データベースの構築を行い,簡単な実証モデルの構築を進めている.

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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