2003 Fiscal Year Annual Research Report
強誘電性液晶を用いた大規模光集積回路用導波路形光スイッチの研究
Project/Area Number |
14750270
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Research Institution | Kanagawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
中津原 克己 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (70339894)
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Keywords | 光導波路 / 光スイッチ / 強誘電性液晶 / 光集積回路 / 光交換 |
Research Abstract |
3ヶ年計画の2年度として本年度は以下の研究を実施した。 チャネル導波路形光スイッチ試作・評価 チャネル導波路形光スイッチを実現するため、初年度で得られた研究成果をもとに次の基本要素の設計・試作・評価・検討を行った。 (1)分岐結合器 (2)曲がり導波路 (3)液晶への印加電圧用電極 続いて、これらの各基本要素を用いて、導波路形光スイッチを試作し、試作光スイッチの諸特性を評価・検討した。 光スイッチの集積化の検討・設計 導波路および光スイッチの性能をもとに、集積化のための素子の最適パラメータおよび素子配置について検討した。この検討結果を元に集積回路用光露光マスクの設計を行った。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] K.Nakatsuhara: "A ferro-electric liquid crystal polarization controlled switch for WDM applications"2003 IEEE LEOS Annual Meeting conference Proceedings. 2. 722 (2003)
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[Publications] 山田智紀: "液晶偏光制御素子を用いた1.55μm帯光スイッチの波長特性"電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集. 3. 159 (2003)