2003 Fiscal Year Annual Research Report
解像度、計算量、及び物体領域にスケーラビリティを持つ3次元モデル符号化
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14750305
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| Research Institution | The University of Kitakyushu |
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Principal Investigator |
奥田 正浩 北九州市立大学, 国際環境工学部, 助教授 (10336943)
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| Keywords | 3Dモデル / 3Dメッシュ / 圧縮符号化 / メッシュの正則化 / 3Dモデルデータベース / 正則メッシュモデリング / 特徴抽出 / 類似性検出 |
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| Research Abstract |
本年度の主な研究実績は以下の通りに大別される。
1.圧縮符号化効率を考慮した3次元物体のモデリング
昨年度、本研究グループは3次元モデルを正則メッシュ構造に変換し、その正則グラフを圧縮符号化する手法を提案し、圧縮効率が大幅に改善されることを示した。しかしながらこの手法はいったん非正則なモデリングを行った後で正則メッシュに変換するという冗長な手法であった。今年度は3次元スキャナから得られる複数の距離画像から直接、符号化効率が向上するデータ構造を持つ3次元モデルを復元する手法を提案し、品質を損なうことなくスケーラビリティを持つ高圧縮符号化が可能になることを示した。
2.3次元モデルの類似性検索
符号化された3次元モデルを構成要素とするデータベースにおいて、効率よく3次元モデルの特徴量を抽出し、異なるモデル間の類似度を測定することで高速に所望のモデルを検索するシステムを開発した。円筒マッピングと画像マッピングを用いた二種類の方法を提案し、ともに良好な検索結果が得られることを実際の3次元モデルデータベースを用いて検証した。
3.運動学を用いた動き情報の知的符号化
モーションキャプチャシステムにより取得された人間の動き情報を圧縮符号化する手法を提案した。これは運動学を用いることで効果的に各ノードの動きを予測し、その予測誤差をウェーブレット変換符号化を用いて圧縮する手法であり、1%以下の圧縮が可能であることを示した。
4.3次元モデルの正則化
現在3次元モデルをパラメータ化し平面にマッピングする手法が盛んに研究されているが、マッピング後の正則化について詳細に論じた研究は少ない。本研究ではマッピング後の平面から3次元モデルを再構築する手法に焦点を置き、原モデルと再構築モデルの誤差を最小にする正則化手法を提案した。
そのほかにもディジタルフィルタに関して研究成果をあげ、論文誌投稿7件(うち2件は既に採択済み)、国際会議投稿8件(うち2件は既に発表済み)、国内投稿会議6件(うち5件は既に発表済み)の対外成果をあげた。
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[Publications] M.Okuda, K.Nagatomo, M.Ikehara, S.Takahashi: "Compression of 3D Models by Remesh on Texture Images"IEICE Trans.on Information and Systems. E86-D, no.6. 1110-1115 (2003)
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[Publications] K.Inagaki, M.Okuda, M.Ikehara, S.Takahashi: "Measuring Errors on 3D Meshes using Pixel Based Search"IEICE Trans.on Information and Systems. E86-D, no.9. 1903-1908 (2003)
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[Publications] M.Okuda, M.Ikehara, S.Takahashi: "Progressive Geometry Coding of Partitioned 3D Models"IEICE Trans.on Information and Systems. E86-D, no.11. 2418-2425 (2003)
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[Publications] M.Okuda, I.R.Khan, M.Ikehara, S.Takahashi: "Quasi-Equiripple Approximation of Minimum Phase FIR Filters by Updating Desired Response"IEE Vision, Image and Signal Processing. 採録決定.
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[Publications] I.R.Khan, M.Okuda, S.Takahashi: "Regular 3D Mesh Reconstruction Based on Cylindrical Mapping"IEEE International Conference on Multimedia and Expo. 採録決定.
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[Publications] M.Okuda, K.Nagatomo, M.Ikehara, S.Takahashi: "Similarity Detection of 3D Meshes Using 2D Hierarchical Regular Grids"IEEE International Conference on Multimedia and Expo. 採録決定.
