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2002 Fiscal Year Annual Research Report

日本人一般集団における食物および栄養摂取と眼圧の推移に関する追跡研究

Research Project

Project/Area Number 14770180
Research InstitutionKyorin University

Principal Investigator

吉田 正雄  杏林大学, 医学部, 助手 (10296543)

Keywords眼圧 / 食習慣 / 栄養摂取 / アルコール摂取 / 高眼圧症 / 疫学研究
Research Abstract

茨城県水戸市内の某総合病院の人間ドック部門を受診した成人男女567名に対し、個別に文書と口頭にてインフォームドコンセントを実施し、同意の得られた501名(28歳〜80歳男性386名、35歳〜78歳女性115名)を本研究の対象者とした。栄養摂取に関する調査は、米国で開発され国立がんセンターのグループが日本人向けに改訂した半定量式食物摂取頻度調査票(SQFFQ)を用いて、約130種にのぼる食品の過去1年間におけるおおよその摂取頻度と1回あたりの摂取量を調査し、対象者別に1日平均の食品別推定摂取量および栄養素摂取量を算出した。また、アルコールについては、日本酒、焼酎、ビール、ウイスキー、ワインについて同様に調査し、摂取エタノール量を算出した。眼圧は非接触式圧平眼圧計を用いて両眼とも3回ずつ計6回測定し、解析には左右の眼圧値の平均値を用いた。眼圧の平均値は男性が12.9±3.1mmHg、女性が11.9±2.8mmHgであった。現在までに、身長、体重、血圧などの身体因子とエタノール摂取量については解析が完了した。一方、食品別推定摂取量および栄養素摂取量についてはデータの入力および解析中である。性・年齢で調整した重回帰分析で解析した結果、BMI(Body mass index)、収縮期血圧、拡張期血圧およびエタノール摂取量は、眼圧と正の関連が認められた。本研究の結果から、習慣的な多量のアルコール摂取は眼圧を上昇させる可能性があることが明らかになった。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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