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2002 Fiscal Year Annual Research Report

床下粘膜負担圧分布の機能時リアルタイム測定による部分床義歯支持機構に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14771077
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

川田 哲男  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (80292225)

Keywords部分庄義歯 / 床下粘膜 / 圧力測定
Research Abstract

部分床義歯の床下粘膜における圧力分布を把握することは,機能時の咬合力により負荷される負担圧を分散させ,床下組織を保護するという観点から非常に重要である.しかしながら,床下組織へ加わる圧の大きさおよびその分布,またそれらが義歯設計によりどのように変化するのかはほとんど明らかにされておらず,口腔内で実測された義歯床下圧力分布に基づいた部分床義歯設計方針も確立されていないのが現状である.
本研究は,部分床義歯粘膜面に超薄型圧力多点同時測定シートを応用することにより,床下粘膜負担圧分布とその動態を明らかにし,これらの知見に基づいて部分床義歯の支持機構に関する検討を行うものである.
本年度は,電極線が縦横にメッシュ状に配置され,荷重による交点の電気抵抗の変化により圧力を測定する測定ピッチ1mm,測定点数100点,厚さ約100μmの圧力測定シートの特性の把握および校正を行った.その結果,一定の荷重を加えた場合の時間経過に伴う出力の変化は2分後よりほとんどないが,繰り返し荷重を行える回数の限度が存在することが明らかになった.また,圧力の測定範囲は50kpa〜10Mpaと幅広く,口腔内応用に際して十分であることが判明した.

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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