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2004 Fiscal Year Annual Research Report

より高い適合精度のインプラント上部構造を製作するための作業模型製作方法の開発

Research Project

Project/Area Number 14771105
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

石浦 雄一  昭和大学, 歯学部, 助手 (90327932)

Keywordsインプラント / 作業模型 / 寸法精度 / 三次元計測 / シリコーン印象材
Research Abstract

本研究では、下顎右側第二小臼歯部および第二大臼歯部にIATインプラントを植立した金属原型を使用し、以下の方法で印象採得を行い、作業用模型を作成、その寸法精度を比較検討した。
使用したIATインプラントにはスクリューリテンドアバットメントを装着してあり、スクリュー固定のブリッジ形態の上部構造を製作することを想定している。印象採得にはトランスファーキャップを使用し、付加型シリコーン印象材を用いた。(1):通法に従い、トランスファーキャップをアバットメントに連結、開窓トレーにてレギュラータイプの印象材を用いて印象採得。(2):(1)と同様にアバットメントに連結した2本のトランスファーキャップをデンタルフロスで結紮し、更にそのデンタルフロスをパターン用即時重合レジンにて包埋、開窓トレーにてレギュラータイプの印象材を用いて印象採得。(3):(1)と同様にトランスファーキャップをアバットメントに連結し、レギュラーハードタイプの印象材を用いて印象採得。(4):(1)と同様であるが、アバットメントに連結する前に、トランスファーキャップに印象材専用の接着剤を塗布しておく方法。(5):(1)と同様であるが、インプラント専用に開発された印象材を使用する方法。いずれの方法においても超硬石膏を使用して作業用模型を作成した。計測時の基準座標は金属原型と作業模型で同じになるように工夫している。計測は非接触式三次元座標測定機を使用して行った。
(1)はインプラント部に回転する傾向が認められ、(2)はインプラント部の回転は抑制されていた。(3)では、(2)に劣るもののインプラント部の回転傾向は抑制され、全体の精度は(1)よりも優れていた。(4)、(5)においては、(1)と同様にインプラント部に回転する傾向が認められたが、インプラント間距離の変位量の絶対値は小さくなる傾向にあった。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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