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2002 Fiscal Year Annual Research Report

医療依存度の高い患者を抱える家族の在宅継続を支援する看護者の臨床判断と介入方法

Research Project

Project/Area Number 14771388
Research InstitutionKochi Women's University

Principal Investigator

川上 理子  高知女子大学, 看護学部, 講師 (60305810)

Keywords在宅中心静脈栄養法 / 経腸栄養法 / 訪問看護 / 在宅療養継続要因 / 家族の力
Research Abstract

本年度は、医学中央雑誌へCNALによる文献検索を行い、「在宅療養の継続」「療養継続に関連する要因」「家族に対する看護師の臨床判断」についての概念の明確化と要素の抽出を行った。その上でインタビューガイドを作成し、以下の目的に沿って、臨床経験10年以上で、現在訪問看護に従事している看護師を対象に面接調査をおこなった。
(1)在宅中心静脈栄養法および経腸栄養法を実施している家族に対して、看護者が家族看護を展開していくときに、どのような点についてアセスメントし、臨床判断を下しているかを明らかにする。
(2)中心静脈栄養を実施している家族と経腸栄養法を実施している家族に対して、在宅療養継続要因、在宅療養阻害要因、それぞれの家族の力に関する看護者の臨床判断を明らかにする。
(3)(2)で明らかになった療養継続要因、障害要因、家族の力に関して、どのような看護援助を行っているかを明らかにする。
面接はすべて録音し、逐語録を作成している。事例ごとに逐語録から、家族看護におけるアセスメント、臨床判断、在宅継続の継続要因と阻害要因についての判断とそれに対する看護援助を抽出分類し、カテゴリー化を進めている。
現在データ収集を続けると同時に、データ分析を進めている。
平成15年度は、上記の結果を基に質問紙を作成し、一般の看護者が在宅療養を支える家族に対し、どのような臨床判断をしながら、どのような援助を行っているか、あるいは理想とする看護援助や必要な看護援助が行われていないかの実態調査と、それらの結果を基にしたガイドラインの作成を予定している。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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