2002 Fiscal Year Annual Research Report
バーチャル・スタイリストによるアパレルのインターネット通販支援システム
Project/Area Number |
14780335
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
徳丸 正孝 関西大学, 工学部, 助手 (70298842)
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Keywords | 配色イメージ / ファジィ推論 / 対話型遺伝的アルゴリズム / 仮想試着 / 個体体形モデル / シルエット法 / 着衣画像 / CG(コンピュータ・グラフィクス) |
Research Abstract |
「バーチヤル・スタイリスト」システム構築に必要である服飾配色支援システムにおいて,対話型遺伝的アルゴリズムを用いた配色イメージ判定についての検討を行った.本手法では,これまでに構築してきたファジィ推論による配色イメージ判定において,ファジィ推論に関係するメンバーシップ関数やファジィルールなどの各パラメータを自動調整することで,ユーザのイメージに適した配色イメージ判定を行うものである.まず,システムはランダムに設定された幾つかのパラメータセットに基づいて,ユーザの指定したイメージに合う配色の検索を行う.この際,各パラメータセットにより配色イメージ判定が異なるので,それぞれのパラメータにおいて異なる配色が検索される.システムは,検索された配色の衣服をユーザに提示し,ユーザはそれらの衣服について,自分のイメージと合っているかどうかを評価する.次に,システムはユーザが行った衣服の評価結果に基づいて,各パラメータセットの評価を行い,遺伝的アルゴリズムによりパラメータの最適化を行う.本システムを構築し,被験者による実験を行ったところ,本システムがそれぞれのユーザのイメージにうまく適応したイメージ判定を行うようにパラメータを自動調整できていることが確認された. また,仮想試着システムの構築において重要である,仮想試着画像の作成とユーザの身体情報計測についての検討を行った.本研究では,人体を複数のアングルから撮影した画像を用いて,シルエット法により3次元の個人体形モデルを作成した.また,体形モデルデータベースとして3種類のマネキン人形の3次元体形モデルを作成し,個人体形モデルとのマッチングを行う手法について検討した.また,マーカを描いた衣服の着衣画像から明度変化の情報を抽出してデータ化することで,異なる色や柄の衣服を仮想試着した場合の着衣画像をCGにより再現する手法について検討した.
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 徳丸 正孝: "Virtual Stylist Project -Dress Up Support System Considering User's Subjectivity -"Proceedings of the FSKD'02. 1. 207-211 (2002)
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[Publications] 山口 亮佳: "仮想試着システムにおける自然な着衣画像生成法に関する検討"ヒューマンインタフェース学会研究報告集. 5・1. 45-50 (2003)