2002 Fiscal Year Annual Research Report
国内航空線におけるハブアンドスポークシステムの構築に関する研究 〜最適就航スケジュールおよび利用者意識調査をベースとして
Project/Area Number |
14780364
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
相浦 宣徳 神奈川大学, 工学部, 助手 (30333149)
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Keywords | 国内航空線 / 最適就航スケジュール / 利用者意識 / 最適化技法 |
Research Abstract |
1.スケジュール作成シミュレーターの構築 「航空会社の適正利益を確保するための効率的な就航スケジュールの構築」を目的とし,最適就航スケジュール作成シミュレーターを構築した.中規模程度の規模になるものと予想されたシミュレーションは,最適化技法の適用により,当初想定していた約1ヶ月程度処理時間を大幅に削減することができた。 2.アンケートフォーマットの作成とアンケート用サーバーシステムの構築 「乗り継ぎ時間等の利便性の欠如と運賃に関する利用者の意識調査」の準備として,帳票を作成した帳票は予備調査時の項目に加え,シミュレーションにより得られた具体的な就航スケジュール,運用費用,旅客運賃を加味している. また,インターネットを介したアンケートの実施により,より多くの回答収集を狙う必要となるアンケート用サーバーシステムの構築を行った. 3.課題 シミュレーションに用いるより高精度なデータを確保する為に航空会社に対する調査を行ったが,企業秘密の粋に属するデータであるため,協力を得ることができなかった.これに対し,2003年度には国土交通省等へのアプローチを予定している.
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