2016 Fiscal Year Annual Research Report
計画的ネクローシスにより誘導される生体応答機構の解明
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14J12413
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
進藤 綾大 順天堂大学, 医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Keywords | cFLIPs / apoptosis / necroptosis / Reg3b / ILC3 |
Outline of Annual Research Achievements |
CFLARs Tgマウスの腸管ではアポトーシスやネクロプトーシスが亢進している他、本細胞死はRIPK3の欠損によってレスキューされる。しかしながら、両細胞死が独立して誘導されているかは不明であった。Tg;Mlkl-/-マウスにおける活性型カスパーゼ3(CC3)抗体による免疫染色を行ったところMlklの欠損によりCC3陽性シグナルが減弱した。このことからネクロプトーシスがまず誘導され、その後アポトーシスが誘導されると考えられる。 また胎生期には発現していないReg3bと呼ばれるタンパク質の増加が認められ、Reg3bは死細胞ではなく生細胞からのシグナルを受けた杯細胞が産生することが判明している。Il22 KOマウスおよび Rorc KOマウスを用いた解析から、成獣小腸においてReg3βの産生はtype 3 innate lymphoid cell(ILC3)から産生されIL-22に依存することが判明した。胎生18.5日目のCFLARs Tg;Rorcgfp/gfpマウスにおいてもIl22およびReg3bの発現の消失が認められた。続いてαGFP抗体およびαReg3β抗体を用いた二重染色の結果、CFLARs Tg;Rorcgfp/+マウスでのみReg3β陽性細胞の周囲にGFP陽性細胞の集簇が認められることが判明した。このことから細胞死の亢進に伴い、産生ないしは分泌される因子がRORγt陽性細胞のリクルートを誘導していることが示唆される。以上から、CFLARs TgマウスのReg3β産生はRORγt陽性ILC3に依存すると考えられる。Reg3βの機能を解析するためにCrispr/Cas9法を用いReg3b KOマウスを樹立した。Reg3b KOマウスとCFLARs Tgマウスとの交配を試みたところ、CFLARs Tgマウスの表現型はレスキューされなかった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)