2015 Fiscal Year Annual Research Report
細胞移入による誘導型腸炎における非典型T細胞の機能解析
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14J40182
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Research Institution | National Center for Global Health and Medicine |
Principal Investigator |
小田 浩代 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 免疫病理研究部, 特別研究員(RPD)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | Themis / 炎症 / タンパク質相互作用 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き、Themisコンディショナルノックアウト(KO)マウスの腸炎モニターを行った。その結果、野生型マウスと比較して全身状態の悪化(体重減少等)を始めとする、腸炎を示唆する症状は認められなかった。よって、Themisは典型T細胞の分化、特に正の選択には非常に重要であるが、非典型T細胞の分化および機能には関与しないことが推定された。 そこでThemisの作用機序を明らかにするために、分化シグナルを受け取る直前の胸腺細胞が得られるマウスとして、OT1-TCR Tg;β2mKO;Themis 野生型(WT)またはKOマウスに着目した。 このマウスより胸腺細胞を精製し、生理的なTCR刺激、すなわち胸腺内でT細胞が分化できる弱い刺激(Q7)あるいはT細胞がアポトーシスに陥る強い刺激(OVA)を与えた後、細胞溶解液を調整して抗Themis抗体を用いて免疫沈降した。プロテオミクス解析解析の結果、沈降物の中に、核やミトコンドリアに存在するタンパク質を検出した。これまでにThemisは細胞質と核とに存在することが我々および他の研究グループにより示されてきたが、その局在の意義は全く明らかになっていない。これらの候補分子は、T細胞の分化シグナルにおけるThemisの新たな作用点を明らかにする鍵となることが予想された。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] The thymic cortical epithelium determines the TCR repertoire of IL-17-producing γδT cells.2015
Author(s)
Nitta T, Muro R, Shimizu Y, Nitta S, Oda H, Ohte Y,T Goto M, Yanobu R, Narita T, Takayanagi H, Yasuda H, Okamura T, Murata S, Suzuki H.
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Journal Title
EMBO Rep.
Volume: 16
Pages: 638, 653
DOI
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