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2004 Fiscal Year Annual Research Report

動機づけの仕掛けを組み込んだ観察、工夫、考える力を育てるモバイル学習システム

Research Project

Project/Area Number 15020106
Research InstitutionDoshisha Women's College of Liberal Arts

Principal Investigator

余田 義彦  同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山野井 一夫  東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 講師 (70230521)
垣花 京子  東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 教授 (50248754)
荒木 勉  筑波技術短期大学, 助教授 (70232048)
Keywords科学的創造性 / 科学教育 / モバイル学習 / 協調学習 / 動機づけ
Research Abstract

科学が好きで,注意深く観察したり,あれこれ工夫したり,粘り強く考えようとする子ども達を育てたい。その目的を達成するため,子どもがどこへでも気軽に携行でき,「小さな発見・発明」をしたと思ったら,その内容をフィールドノートにメモ書きする感覚で記録でき,それを先生や友達やその他の人々に即座に公開して評価してもらうこともできるモバイル学習システム「スタディノート・ポケット」を開発した。
実効性の高いシステムを開発するため、本研究では開発に加えて研究協力校でフィージビリティスタディも行う。本年度は次のことを行った。
1.システム開発
次のことを行い,フィージビリティスタディを開始する上で必要な基本機能を備えたシステムを完成させた。
(1)気づきや工夫,問い,アイデアなどを簡単に記録・閲覧できるPDA用プログラム
(2)(1)で作成した情報をグループウェアへ転送できるPDA用プログラム
(3)(2)で転送された情報をグループウェア側で受信して処理するプログラム
(4)トークンの管理機能を備えた電子掲示板プログラム
2.フィージビリティスタディ
茨城県全域の小中学校で展開されている共同学習の実践組織(いばらきコンピュータ活用教育ネットワーク)の研修会に参加し,開発中のシステムを先生方に見てもらった。そして,そこで得た声や要望,反応をシステム開発へ反映させた。しかし,システム開発が遅れたため,開発したシステムを研究協力校で授業の中で使ってもらうことまではできなかった。そこで,平成15年度に行った予備的な試行を引き続き継続してもらい,PDAを利用することでどのような授業展開が可能か先生方に検討してもらった。また,そこで得た経験をシステムの仕様を決定する際に反映させていくようにした。

  • Research Products

    (4 results)

All 2004

All Journal Article (3 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] つくば市の小中学校におけるモバイル機器の活用とそれを通して見えてきたもの2004

    • Author(s)
      余田義彦, 山田摩耶, 山野井一夫
    • Journal Title

      日本科学教育学会第27回年会予稿集

      Pages: 309-310

  • [Journal Article] グループウェア連携型モバイル学習システム「スタディノート・ポケット」(2)2004

    • Author(s)
      余田義彦, 山野井一夫, 垣花京子, 荒木勉
    • Journal Title

      日本教育工学会第20回年会講演論文集

      Pages: 1a-308-4

  • [Journal Article] 新作教材ビデオ活用シリーズ「確かな学力ネットワーク活用法」の活用2004

    • Author(s)
      余田義彦
    • Journal Title

      視聴覚教育 2004年5月号

      Pages: 14-15

  • [Book] 確かな学力を育てるITの先進的な教育利用2004

    • Author(s)
      木村捨雄, 東原義訓(編著)
    • Total Pages
      199
    • Publisher
      東洋館出版社

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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