2003 Fiscal Year Annual Research Report
「21世紀型環境教育:観る・知る・作る・体験する・考える」の開発
Project/Area Number |
15020213
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
山本 宏 茨城大学, 教育学部, 教授 (50091872)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 泰彦 茨城大学, 教育学部, 教授 (00100983)
利安 義雄 茨城大学, 教育学部, 教授 (90125253)
松川 覚 茨城大学, 教育学部, 助教授 (60292661)
大辻 永 茨城大学, 教育学部, 助教授 (20272099)
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Keywords | 環境教育 / 授業プログラム / 教材 |
Research Abstract |
使える時間数や授業の種類により選べる、またその学校にあった教材が選べる、環境教育の授業プログラムをつくることを行う。 学年は、A「小学1・2年生用」、B「小学3・4年生用」、C「小学5・6年生用」、D「中学生用」の4つをつくる。 教育内容は、「みる」「つくる」「しる」「する」「考える」の側面から解析してプログラムづくりを試みる。学習年齢が進むにつれ主に関わる側面を変えていく。このことが、児童や生徒の何らかの発達に裏付けられないか検討する。「みる」には、見る・観る・診るが、「つくる」には作る・造る・創るが、「しる」には、知る・理解するが、「する」には、経験する・体験する・行動するが含まれているであろう。そしてどの側面においても幾つかの「考える」事柄が見出せる。 教科書の教材や報告されている教材を、「みる」「つくる」「しる」「する」のどの側面が主要に関わるか、適当な学習学年は何年か、分野は「水と土・植物と動物・資源とエネルギー」のどれか、で分類する。学年で4つに、分野で3つに分けるので、12の表にまとめて行く。この表は各校に適したプログラムを考えるための資料集なので、すでに報告されているもの、本特定研究で発表されたもの、自分達で進めているものをなかに入れていく。沢山の教材が書き込まれた12の表をつくることを進めている。 次年度には、これらの表から教育内容を選びそれをつなげて、その学校に適したプログラムをくみ上げることを行う。地域・規模・学習時間帯を変えてのプログラム例を示して行く。
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