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2003 Fiscal Year Annual Research Report

中国古典文献における画像及びテキストデータ処理の諸問題

Research Project

Project/Area Number 15021208
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

二階堂 善弘  茨城大学, 人文学部, 助教授 (70292258)

Keywords中国文学 / 情報システム
Research Abstract

平成15年度については、これまで各所で出されている幾つかの漢籍データベースについて調査することが主体となった。台湾中央研究院の「漢籍電子文献」や、国学作成の「歴代基本古籍庫・隋唐五代巻」「国学備覧」など、依然として多くのデータベースは、GBやBig5といったローカルコードによって作成されていることが判明した。また古典データであるにもかかわらず、簡体字を使用しているものも多い。Unicodeを使用してのデータ化は、書同文の『四部叢刊』など、一部では行われているものの、まだ多くはない。また画像とデータとの連関は、これも『四部叢刊』など一部で行われているだけである。一方で、画像との関連を細かく定義づける動きがあるが,そこまで一般の研究者が必要としているか、不明確な点も多い。
『封神演義』のデータ化については、Unicodeの処理に長けた書同文に依頼し、まず電子テキスト化を行うこととした。現在、電子テキストを作成中である。可能であれば、先に作成した『武王伐紂平話』との連関も行いたい。
また以下の研究会とセミナーにおける発表を行った。
1.多漢字文献処理の動向について,文部科学省特定領域研究「東アジア出版文化の研究」第5回研究集会(福岡・九州大学国際研究交流プラザ・平成15年6月28日)
2.漢籍データベースのデータ形式,文部科学省特定領域研究「東アジア出版文化の研究」G班研究集会(東京・学土会館・平成15年11月2日)
3.漢字データはもっとシンプルでもよいのではないか,東洋学へのコンピュータ利用第15回研究セミナー(京都・京都大学学術情報メディアセンター第76回研究セミナーと併催・平成16年3月26日)

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 二階堂 善弘: "最近の漢字文献処理の動向"新しい漢字漢文教育(全国漢文教育学会). 36号. 75-80 (2003)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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