2006 Fiscal Year Annual Research Report
充填スクッテルダイト構造に創出する新しい量子多電子状態の展開の総括
Project/Area Number |
15072101
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
佐藤 英行 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 教授 (80106608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榊原 俊郎 東京大学, 物性研究所, 教授 (70162287)
播磨 尚朝 神戸大学, 理学部, 教授 (50211496)
関根 ちひろ 室蘭工業大学, 工学部, 助教授 (60261385)
吉澤 正人 岩手大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30220619)
宇田川 眞行 広島大学, 総合科学部, 教授 (70144889)
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Keywords | 充填スクッテルダイト / 重い電子系 / 多重極秩序 / ラトリング / 新奇超伝導 / 磁場誘起秩序 / 強相関電子系 / c-f混成効果 |
Research Abstract |
1.以下の2回の全体研究会を開催した。 ●第4回全体研究会 日程:2006年6月1日(木)-3日(土)、場所:東北大学青葉山キャンパス(青葉記念会館)、参加者108名。 ●第5回全体研究会 日程:2007年1.月8日(祝)-10日(水)、場所:東京大学物性研究所(柏)6階大会議室、参加者114名。 2.若手研究者の育成を目的に計画された夏の学校を、以下のように開催した。 日程:2006年8月7日(月)-10日(木)、場所:飛騨高山オハヨーサンホテル、参加者81名。 3.以下の2つの課題研究会を開催した ●格子系第2回研究会、AO5-AO6班責任担当、日程:2006年11.月8-10、場所:岩手県八幡平ハイツ、参加者44名。 ●理論系第1回研究会、AO7班責任担当、日程:2007年3月1日(木)-3日(土)、場所:宮城県・松島、参加者34名。 4.News Vol.4, No.1;5th Issue(2006年9月刊行)を刊行した。 5.以下の4回の総括班会議を開催し、まとめの段階にある現状について、評価委員よりご意見をいただき、領域全体としての計画の検討・変更の確認を行なった。特に、2007年9月に神戸大学で開催する国際会議の正式会議名の決定(International Confernce on "New Quantum Phenomena in Skutterudite and Related Systems")を行い、主要テーマの絞込みを行い、主な招待講演者を議論・決定した。また、A05班分担者が応募した特別推進研究が採択されたことに伴い、組織の変更について議論を行った。 ・総括班会議(2006/6/2、東北大学)、(2006/9/25、千葉大学)、(2007/1/9、鹿児島大学)、(2007/3/18、鹿児島大学)
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] Dynamical properties of guest ions in the type-I clathrate compounds X_8Ga_<16>Ge_<30>(X=Eu,Sr,Ba) investigated by Raman scattering2006
Author(s)
Y.Takasu, T.Hasegawa, N.Ogita, M.Udagawa, M.A.Avila, K.Suekuni, I.Ishii, T.Suzuki, T.Takabatake
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Journal Title
Phys.Rev.B 74
Pages: 174303, 1-5
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