2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15074101
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
井上 明久 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10108566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渋谷 陽二 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70206150)
弘津 禎彦 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (70016525)
木村 久道 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (00161571)
宝野 和博 物質・材料研究機構, 材料研究所, ディレクター(研究職) (60229151)
東 健司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50173133)
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Keywords | 金属物性 / 金属ガラス / 機械材料・材料力学 / 解析・評価 / 計算材料科学 |
Research Abstract |
特定領域研究「金属ガラスの材料科学」の発足年度にあたり、今後の研究推進の方針の確立、研究連携のための基盤づくり、成果好評のための具体的施策に関わる以下の項目を実施した。 (1)研究連携のための共同研究課題の設定。1)標準試料のラウンドロビンによる多面的な金属ガラスの評価(A01、A02、A03、A04、A05班連携)。2)金属ガラスの構造モデル構築及びそれを用いた変形、物性評価(A02、A03、A04、A05班連携)。3)金属ガラスの相変態、変形のその場構造観察(A02、A03、A04、A05班連携)。 (2)成果公表のための国内、国際会議開催の世話人、時期等の決定。国際会議:国際会議の第1回目として、2004年8月ISMANAMを本領域研究が共催する(チェアー:井上明久、世話人:長谷川正)。KIM-JIM国際シンポジウム、(2004年3月31日東京)。2005年4月頃に、BMGの会議申請を行う(世話人:宝野和博)。2005年8月に、機械学会と共催で、国際ワークショップを開催(世話人:渋谷陽二)。最終年度に本特定領域主催の国際会議の開催(Chair : Inoue, General Secretary : Hono)。国内会議:第47回日本学術会議材料研究連合講演会開催(2003年10月29日京都、世話人:東健司、松原英一郎)。日本金属学会2004年秋テーマ公募シンポジウム開催(世話人:松原英一郎、弘津禎彦、宝野和博)。 (3)標準試料供給手段の確立。標準試料を恒常的に供給するために、金属ガラス製造業者を選定し、具体的な仕様の決定、注文方法などの具体的な手順を確立した。 (4)全体会議(2004年1月29日、30日仙台)に加え、各班主催の研究会を本年度は各班で2回以上開催し、情報交換を活発に行った。 (5)成果の公開のために、ニュースレターの発行(和文:No1発行済み、No2準備中、英文:準備中)とホームページの立ち上げを行った。
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